クラウドとオンプレミスの違いとは?
◆クラウドとオンプレミスについて
一方クラウドとは、インターネット等のネットワークを経由して情報システムに接続して利用する形態を指します。例えば、よく使われているGoogleのメール・カレンダー・スプレッドシートなどは代表的なクラウドサービスのひとつではないでしょうか。
2000年代前半まではオンプレミスの形態が一般的でしたが、クラウドが登場したことによってインターネット接続で利用できる利便性からクラウド型サービスが大きく広がった印象です。
◆クラウドとオンプレミスはどちらがよいのか?
・費用と契約の違い
オンプレミスの場合、サーバー機器、その他必要機械の初期投資が必要となり、ランニングコストとして、保守費用や電気代が発生します。必要な機械が導入されて初めて利用が開始できます。
クラウドの場合、機器の購入は不要で、申込をすればすぐに利用が可能です。プランや条件によって費用は異なります。利用している間は月額費用が発生するため、長期的に利用すると割高になるケースもあります。
・運用面の違い
オンプレミスの場合、自社で管理しているため、増強や連携は自由に行うことができますが、それに対応できる担当者が必要です。また、実際に稼働させるまでには時間がかかるかもしれません。
クラウドの場合、申し込めば即時に利用が可能です。また、データ量や状況に応じて柔軟にプランやオプションを変更することができますが、用意されたプランやオプションの選択肢に制限があると感じることもあるかもしれません。
・災害対策・対応の違い
オンプレミスの場合、サーバー機器を災害に耐えうる環境下に設置し、バックアップ用のデータを別の場所に設置する等、対策を検討し実行する労力が発生します。
クラウドの場合、すでに災害対策をしているサービスを利用すれば問題ありません。
・セキュリティ面の違い
オンプレミスの場合、LAN接続のためスピードは速く、社内の限定された場所で特定の人が利用するため、外部に漏洩するリスクは抑えられます。
クラウドの場合、インターネット接続のため、回線状況によってアクセスの速度が左右されます。また、適切なアクセス権限の設定やクライアント端末のアンチウイルスソフトの導入などが必要です。
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