"農耕型"システム会社、 解析力を武器に保守代行サービスも | IT企業ANSの社長ブログ

"農耕型"システム会社、 解析力を武器に保守代行サービスも

帝国データバンク「TEIKOKUNEWS企業ズームアップ」のページに、ANS社長のインタビューが掲載されました。以下、記事全文です。

 

 

企業 zoom up エイ・エヌ・エス 

"農耕型"システム会社、 解析力を武器に保守代行サービスも

設立32年目を歩む、(株)エイ・エヌ・エス。設立以来事業の幅を広げ、現在は基幹業務システム開発、保守代行サービス、システム再構築やパッケージ製品の展開など幅広く手がける。なかでも近年、引き合いが強く寄せられているのが、保守代行サービスだ。

当社のスタイルを赤澤社長は「業界内では珍しい、“農耕型"」と表現する。例えば基幹業務システムの開発は、企業の使い方に合わせたオーダーメード開発にもかかわらず、導入時のコストゼロをうたう。開発費用を月額にならし、長期的な付き合いをしていくのが当社の方針で、これが“農耕型"たる所以だ。その分、長年の保守やシステム更新時の引き合いを想定した目線でのサービスとなる。「開発時に大きな金額を得られる“狩猟型”が主流ですが、当社はコツコツとお金を稼ぐ方が性に合っている」と話す裏には、長年蓄積してきた財務面の余裕がうかがえる。

 

保守代行サービスは、他社がつくったシステムの管理を一任される業務。確かな解析力なくして請け負うことはできない。保守の打ち切りやサポート切れ、開発会社の事業撤退や倒産のほか、自社システムを内製した作成者が退職し、誰もシステムのことが分からないと途方に暮れた状態で持ち込まれる案件もあるそうだ。保守サービスを丁寧に請け負うことで、システム改修や新システムの開発需要が生じたときに依頼を受ける流れも生まれるという。これも“農耕型"らしい当社の戦略だ。

 

今後について、赤澤社長は「現在はほとんどの企業が旧来型の働き方に合わせた“レガシーな基盤システム"を利用していますが、これからそのDX化が進んでいく」と話す。ペーパーレス化、ハンコレス化の議論が盛り上がるなど、コロナ禍をきっかけに人の意識は確実に変わった。だが、こうした世の中の動きに合わせてシステムをダイナミックに再構築している企業は、実はまだ多くないと赤澤社長は見ている。リモートワークが進んではいるが、大半の企業は既存のシステムの改修や一部機能の追加にとどまっているのが現実のようだ。もっとも、この1年はシステムサービス業者が多忙を極めたことや、企業が蓄えを重視し、大規模な設備投資を控えた時期でもあった。今後確実に進んでいくDX化に向けて、当社もその推進をサポートしていく意向だ。一方で、やはりこの言葉を目にする。「コツコツと業務を行うことに変わりはありません。入札案件も手がけますが、中堅・中小企業のお客さま向けには、しっかり保守や開発をしていきます」
(取材。文/東京支社情報部 下 麻奈美)

 

 

エイ・エヌ・エスは、オーダーメイドの基幹システム開発を主軸に、創業以来30年以上、多くのシステム関連サービスを提供しております。オーダーメイドのシステム開発や再構築、生産性向上・業務効率化のためのデザイン刷新など、新しいビジネス展開のご支援やIT化やDX推進のための一歩を支援致します。

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