加速するアパレル業界のDX推進 | IT企業ANSの社長ブログ

加速するアパレル業界のDX推進

◆コロナで打撃を受けたアパレル業

 
2021年の幕が開け、緊急事態宣言から2週間が経とうとしています。各業界への影響度が懸念される中、コロナウィルスによって、大きな打撃を受けた業界の中にはアパレル業界も含まれます。アパレル業界全体で、年末のセール開催や年始の初売り等も密を回避するため大々的に行った店舗は少ないように思います。
昨年5月には老舗アパレル企業が経営破綻し、一時代を築いた人気アパレルショップが全店閉鎖することを発表するなど、コロナウィルス感染拡大がきっかけとなり、破綻や苦戦を強いられています。
 

◆コロナ禍で新しい販売戦略を立てる

 
実店舗での売上が見込めない現状において、事業継続のために新たな販売戦略を立てることは必要不可欠となっています。こうした状況の中でアパレル業界では、IT技術を活用したDXへの取り組みが促進しているようです。
接客をオンライン上で行えるようなチャットの仕組みを導入することや、実店舗においてはタッチパネル端末を導入し、大量の在庫を店舗に置かず、オンライン上の商品も選択できる仕組みの導入も進んでいます。また、販売・接客の工程だけでなく、製造の工程においてもIT技術の導入は進められています。縫い合わせの必要がない衣服の製造をすべて機械にプログラミングすることで製造可能な最先端技術を導入する企業もでてきています。
現時点で多くみられているIT化の取り組みは、以下のような対策があげられます。
 
・購買意欲を上げるためのECサイトのリニューアル
・SNSを活用した動画配信やプロモーション施策
・実店舗における非接触決済や無人レジの導入
・タブレット端末やスマートフォンでの在庫管理や商品検索
 
◆DXの推進で変化に対応する
 

アパレル業界のITやテクノロジーの活用は、今後どんどん進められていくことが想定できます。IT化は確実に進んでおり、今後、消費者にとっても更なる変化をもたらすでしょう。
コロナウィルス感染拡大により、DX推進は、事業継続において重要な取り組みになるといえます。アペレル業界に限らず、無人化、非対面でのニーズが増加し、それに合わせたサービスやシステムが展開されれば、DX推進がすすんでいる企業が有利となる状況といえるのではないでしょうか。


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