2019年に新元号!システムの対応はできていますか?【システム開発会社コラム】
2016年7月、天皇陛下の生前退位が発表されて以降、各企業や役所では準備に慌ただしくなっているのではないでしょうか。
生前退位はこれまでに例がなく、政府の対応もかなり慎重なものとなっているようです。現時点では、2018年4月末に現在の天皇陛下が退位され、2019年5月から新元号となる方向で最終調整に入っているようです。
◆元号が変更する前にやっておくべきこと
昭和から平成に元号が変わってから約30年が経ちました。
「平成」の元号への変更は、突発的な対応が必要な状態でした。昭和の期間が長かったため、元号を変更の経験があった開発者はいなかったと考えられ、猶予がない状態での対応が求められることになりました。今回は、これまでに前例のない「生前退位」という形での元号の変更です。
元号の変更によるシステムへの影響とはどのようなものが考えられるのでしょうか。
例えば、生年月日などの個人情報を管理しているシステムは新元号に対応した改修は必須です。また、ショッピングサイトのように会員登録するサイトや銀行や役所等の記録管理を行うシステムも対象となるでしょう。
和暦で選択する形式のものや、和暦表示・出力される身近な書類やカードは、情報を管理するシステムがあれば、そのシステムの改修が必要となります。
また、基幹システムから出力されるお客様への見積書や請求書、従業員の給与明細等が元号表記の場合も元号が変更される前に対応が必要です。自社内だけではなく、顧客への影響も考えらるため、問題は大きくなると想定されます。
そのため、元号が変わる当日には自動的に新元号が印字されるようにシステムを変更しておくことになります。
◆「今」から対応する必要があります!
元号が変更することを機に、システム再構築を検討する企業様や改修を考えている企業様オーダーメイドのシステム構築・システム再構築や改修についてお悩みの企業様は、是非、エイ・エヌ・エスにご相談下さい。
詳しくはこちら⇒ https://ans-net.co.jp/