基幹システムにもデザインを! | IT企業ANSの社長ブログ

基幹システムにもデザインを!

 

今や身近なシステムと言うとiPhoneやAndroidなど
スマホのプラットフォームとそのアプリだと思います。
ITもスマホの登場と普及でここ数年で大分生活に

身近なものなったと思います。

 

また、スマホやそのアプリは特に説明書が無くても利用できるような

画面や操作方法でとても便利で使いやすくなっています。

 

今や、この便利で使いやすさは「常識」レベルと言ってよいと思います。

 

こんな時代なのに進化してないITの分野があります。

当社が身置く「基幹系業務システム」の分野です。

 

ある意味、20年以上前のWindows95が登場して以来

根本的なベースは進化していないと思います。

WindowsのバージョンUPやWEBサービスの登場で
マイナーチェンジしたものの大きく進化せず、現在に至るのが現状です。

なぜ、IT業界の中でも「基幹系業務システム」の分野が
画面や操作方法などが便利に進化していないのか!?

原因があります。
業界的にも、顧客の認識も
基幹系業務システムと"デザイン"は「全く別分野」という
固定概念があると思います。

システムエンジニアも20,30年前、Windows登場前は
業務をより便利にする為に創意工夫してユーザーにとって
使いやすいように画面など工夫して設計をしていました。
ただ20,30年前の技術では限界があり不可能でした。
その後、Windowsが登場し、皆同じように
"基幹系業務システムの画面はこれで良し!"と言う
固定概念で設計し、いつしかユーザーにとって
より使いやすく創意工夫して設計するという習慣が薄れていって
しまったように思います。

(私も丁度この世代のSEですので良く解ります。。。)

こうしていつしか、基幹系業務システムの画面は、ダサくて、使いづらくて
業務の時間泥棒、なんて言われしまう事もしばしば、、、
本来、システムの効果で業務効率化を図り企業の生産性向上を
支援するのがシステムの役割です。
ましてやこれからの日本社会は少子高齢化で生産年齢人口の
割合が低下し、人材不足は益々深刻化して行きますので
ダサイくて、使い難い画面では基幹系業務システムは
役目を達成出来ません。

そこで当社ANSも今年に入り、基幹系業務システムにも
「デザイン」の要素を入れる取り組みを実施して来ました。
より見やすく、シンプルで、使い勝手、使い心地の追及した
最高の基幹系業務システムを構築する企業になる為に
業務改革を実施したのです。

システム主体でなく、ユーザー主体でシステムをデザイン・設計します。
詳しくはこちらのサイトをご覧くださいませ。

基幹系業務システムにUIUXを使い心地の追及