30歳代、最後の1年。 | IT企業ANSの社長ブログ

30歳代、最後の1年。

今月2月で、39歳になりました。

 

40歳まであと1年。

 

仮にやりたい事にチャレンジしやすいアクテイブに活動出る年齢を60歳までと仮定すると。

 

あと20年たらずです。もしくは20年もある、と考えるか!?

 

もちろん60歳以降もチャレンジ出来ると思いますが、肉体面など制限があると思います。

 

時間と自分のリソースを限られています。

何に時間と自分のリソースを注ぎこむか、、、

 

最近そんな、カフェで考え事。。。状態です。

 

「人生は”恐らく”一度きり」

 

年取ってからあの時、こうしておけばよかったとか悔いを残したくないのです。

 

ただ何となく過ごして、何となく60歳なるなんて嫌なんです。

 

だからこの最後の1年で3つの軸ごと先20年のすべき方向性を

自分自身で決めようと思います。

 

①仕事(私の場合、会社経営含む)

 

②家族

 

③自分

 

優先度は、利害関係者(ステークホルダー)の多い順で
①→②→③です。

 

①仕事(私の場合、会社経営)については

 

ピンチとチャンスを同時に感じていて、今後ロボット、AI、IoT、ビックデータ、ブロックチェーンなどの最先端テクノロジーの普及で、所謂、第四次産業革命(インダストリー4.0)がおこり
特に深刻な人材不足問題を抱える日本には普及に追い風となり、様々な業界の在り方が変化し、新興企業の台頭と規模に関係のない淘汰が生じる時代になると、想像しています。こんな時代の中で、会社として個人として如何に創造性のある仕事や事業に取り組めるかが、カギになると考えています。
この点も不安とワクワク感の入り混じった最近の不眠症の原因の大きな一つです。

 

②家族

 

健康面が気になります。人口ボリュームの多い団塊の世代が70歳を迎えようとしています。
比例して癌など重篤な病気になる確率も上がり、統計理論上でも過去最多の患者数になると思います。
優秀な医師は足りているのか?実際のデータは確認していませんが、どう考えても足りているように思えません。幸い現代は医療技術の発達で早期発見できれば完治は出来ずとも治せる時代と聞きます。
それなら早期発見して治せばいいと思うのです。
自分の家族には、健康寿命が長く過ごしてもらいたい。同時に当社の私と同年代の社員皆さんも同じ立場という事です。家族が介護、看護状態になることをなるべく避けて仕事も人生も健康に楽しむ環境が今後重要になると思います。
この点は、悩みというより、すでに会社として医療のコネを投資して手当しましたので今後やるべきことをやって行くまでです。個人的には来年から前厄なのでビクビクしてます(汗;)

 

③自分

 

まず①と②を背負っているので、背負いながらに制限されます(涙;;)

いや、逆に背負われていると言った方が正しいかもしれません。

 

また今年4月で、経営者としても丸10年(29~39歳)になる節目の年です。

 

10年を振り返ると

最初の2.5年間、暗黒の時代でした、経営ができる状態でないのに継いでしまった。
多くの失敗をし、多くの人に迷惑をかけてしまった、しかしこの経験で
守りから攻めの経営、現状維持はマイナスという事に気付けた事で大きなターニングポイントを得ました。

 

約6年前の私。

次の2.5年、沢山の人と出会い最高に楽しい時間でした。
同年代の若手ベンチャー系経営者友達から沢山の刺激をもらい、実ビジネスでも
取引が始まり、自分で事業を企画して経営ができ始め手ごたえ感じられる時期でした。
ただ、楽しいあまり勢い任せの誤った経営判断や、自分の我がままや浅はかな判断(短気や衝動的な判断)で
迷惑をかけてしまう事もしばしば、反省と後悔の念、、、

 

そして、直近の5年間、前記の反省から、人としての在り方、経営者としての在り方を
見つめ直し、経営塾で学んだことを実践してきた5年間でした。
・ベトナムの現地法人設立、逆に不採算拠点の撤退
・経営塾での学びと実行
・会社の在り方の再構築、ブランデイング
・得意分野に絞った新規サービス開発
などを行い、1経営者としても会社自体も成長できた充実した5年間でした。

 

ただ前の2.5年の"楽しい"という部分は少なく、自分自身は哀愁と一抹の寂しさの中、
経営者としての"修行"の旅に出た感じです。。。

 

そして、ふっと顔を上げてみたら、あっという間に5年も過ぎ、39歳になり、、、みたいな感じです。

 

苦しみあり、楽しさあり、反省あり、学びありの成長を体感できる充実の10年だと思います。


でも、
過去を振り返り、おめおめと、あの時こうしておけば、ああしておけばなどと考えながら

(タラレバ男)

 

それだけに、
この先の10年、20年の自分の生き様に悩みます。

 

自分にとって何が、ワクワクするのか!?

 

①仕事(私の場合、会社経営)
②家族
③自分

 

まあある意味贅沢な悩みかもしれませんが、今のままでは前に進めない。

 

この3軸絡めて1年間、自問自答を続けて答えを出して

”次へ進める自分”を創りたいと思います!!!

 

とりあえず、③にはダイエットとゴルフ70台(現ベスト81)、英会話はマストで入れて行こうと思います!

 

折角、地球に住んでいるので世界各国を旅してみたい!

 

その第一発目はシリコンバレー!!!

 

最後に、

孔子の「論語」の中にある言葉です。

『子の曰く、吾れ
十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順がう。
七十にして心の欲する所に従って、
矩を踰えず。』 (為政編)

わたしは十五歳で学問に志し、
三十になって独立した立場を持ち、
四十になってあれこれと迷わず、
五十になって天命(人間の力を超えた運命)をわきまえ、
六十になって人の言葉がすなおに聞かれ、
七十になると思うままにふるまって、
それで道をはずれないようになった。

 

との事です。

 

私、四十をまえにして惑いまくりです(笑)ほんと未熟者です、、、

 

まあ、節目の年なんでたまには、将来像についてとことん考える機会もいいと思ってます。

 

取り止めもない長文、お読みいただきありがとうございます!!!

 

PS.

奇しくも父が、当社ANSを起業したのも40歳です。

 

私と同じく、決意の起業だったのでしょうか!?聞いてみたいと思います。