役職、組織を変更しました。 | IT企業ANSの社長ブログ

役職、組織を変更しました。


この春の人事で役職と組織を変更しました。


当社で問題となっていたのは、"役職職務に対する自己認識の薄さ"でした。


例えば、課長職、自分は課長であってもその職務の認知度は薄く役職として
機能できていない組織になってしまいました。


原因は、社員が悪いとかではなく、"役割における実務と役職意義のアンマッチ"ということに至りました。


要するに、役職意義と役割・実務の乖離が大きく、役職意義を認知しなくても実務は遂行でき


役職意義を認知して実務を遂行しようとすると、その分、作業増となってしまい逆効果となってしまっていました。


そもそも、役職、組織とはなんの為のものか?という部分に立ち返りました。


会社の在り方=企業理念は不変的ものですが、組織や役職は会社の目的を達成する為の手段を


"現状"遂行し易い環境作りではないか、もっと言えば会社の目的、当社であれば


「基幹システムの導入効果でお客様にメリットをご提供する」ということになりますので


その為の組織・役職が望ましく、現在の手段=サービスモデルに即した形で


いわば"お客様のための組織・役職"が適したものであるという考えに至りました。



そこで、従来の課長や主任などという役職はやめ


今回から、役割=役職ということで、

プロジェクトマネージャー
プロジェクトリーダー
プロジェクトエンジニア
システムエンジニア

という実務役割に即した役職としました。

更に、それぞれの役職内階層として、

最上位をスペシャリスト、中階層をエキスパートとしました。


これにより、実務上の役割と役職が一致したことで自分の役職の認知は確実に行え


会社の目的であるサービス提供がし易い個々の意識に変ると考えています。


役割=役職のみでは団体としてのまとまりが疎かになりますので、プラス要素として


労務管理上の役職を設け、グループ単位で実務以外の管理グループを構成し


会社=団体としての統制も図るように組織構成しました。


営業面でお客様先などの初回訪問などで一般的な認知のある"部長"などが


名刺に記載があった方が見栄えはよく営業効果もあるかもしれませんが


当社は目的は


「基幹システムの導入効果でお客様にメリットをご提供する」ということになりますので


それを実現する役割をお客様にアピールしていく考えです。


組織はお客様のためのもの


組織はその時代時代にあわせ会社の目的を達成する手段の変化に応じて


構成を変えるもの


このような考えのもとお客様と向き合う為のベストな組織・役職で会社運営をして行きます!!!