企業生存率ってホント!? | IT企業ANSの社長ブログ

企業生存率ってホント!?


私もたまに耳にするのですが、


企業生存率について


これが驚くほど低いのです。


統計によれば


100の会社が生まれても、30年後にはほぼ1社も残っていないということです。


設立5年で約85%の企業が廃業・倒産し、


設立10年以上存続出来る企業は6.3%。


設立20年続く会社は0.3%。


設立30年続く会社は、0.025% しかいないという統計が出ています。


1000の会社のうち、3つの会社しか生き残っていません。


ということらしいです。


この統計本当なあ!?と疑りたくなるくらい低いですね。


私のベンチャーの経営者の知人でも創業5年とか10年目とかの会社経営者は


結構いますし、会社数の定義も、個人企業やファミリー企業など実事業を運営して


いない会社も多数あると思いますのでこの率はなんとも評価しずらい面もありますが


話半分にしても低いですね。


大体からして、そんなに倒産するほど起業する企業が存在することも驚きです。


こんな、福利厚生面、経営者成功メリットの低い日本で私利私欲以外の志を懐いて


起業する経営者がそんなに沢山いるとは。それも結構驚きです。


逆に長寿企業が世界にどれだけあるかも調べてみると

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世界で創業200年以上の企業は5586社(合計41カ国)で、
このうち半分以上の3146社が日本に集中しており、続いてドイツ837社、
オランダ222社、フランス196社の順となる。韓国には創業200年を超える企業はなく、創業100年以上の企業も斗山(1896年)と東洋薬品工業(1897年)の
2社にとどまる。

 日本の場合は、創業1000年以上の企業は7社、
500年以上は32社、200年以上は3146社、
100年以上は5万社余りなどで、
これら長寿企業の89.4%は従業員数300人未満の中小企業だ。
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とのことです。凄いですね日本は長寿企業数世界No.1です。


因みに世界最長齢企業は


西暦578年に百済から渡った金剛重光(柳重光)が創業した日本の建設会社・金剛組


とのことです。まさにレジェンドですね。


これだけ生存率が低いと思いますが、長寿企業は多い???


なんか矛盾しているように感じますが、日本はまだ生存率が高い方なのかもしれませんね。


企業、30年限界説などもあり、25期目に入った当社も


長寿企業を目指してその時代、時代のニーズに応えられるサービスを提供できる


企業であり続けるように努力しなければならないと決意をあらたにしました。。。


確かに、人は年を取り老いていきますが、会社は老いるという概念ではありませんからね。