獅子嫁の作るカレーにモノ申す。 | 越楽回帰な越南生活

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メコンデルタで2度目のチャレンジ!

先週は嫁がカレーライスを作ってくれた。
ホーチミン市生活の中で
一か月に1回か2回は我が家にカレーの日がある。

僕は昔からカレーライスが大好きで、
結婚してからは時々朝になると嫁の発する
「今日の夜はカレーにしましょう」というセリフに胸を躍らせたものであった。

しかし最近なにか違う。
僕の中でカレーがカレーではなくなった(自分でも意味がわからないけど)ような気がする。

はたして
僕自身に変化が起きてしまったのだろうか。

今年の夏、帰った日本で
ついに僕は「カレーのココイチ」の10辛をクリアした。

あんまり辛いのばかり食ってるとバカになるかもしれないので
これまではいつも8辛で留めておいたのだが
いよいよ最高峰を目指すべく
牛シャブカレー+10辛でオーダーしたのだ。しかもテーブルに置かれた10辛カレーライスの上に
もっと僕は辛いのもいけるんだぞと、何かに対して箔をつけるため
加えてテーブルの上にある辛さを足すスパイスもパッパツと振りかけた。

食べてる間
うちの子供たちは
自分らのカレーがお子様カレーにも関わらず「辛い、辛い」と水を飲んでいる。
僕は水も飲まず目の前にある10辛を勢いよく食べ、そして完食した。

今自分が食ってるものが、おいしいのかどうかわからないほどに辛いカレーを食べ
その日と次の日は見事に下痢になった。
もしかしたら僕の胃潰瘍の直接の原因はこれだったのかも知れない。

2か月日本にいた中で10回以上はココイチを食べた。
その時もし東京に帰っていたなら、
僕がもっとも好きだった
足立区にある「いんでら」というお店に行きたかったのだが
今回は懐にすきま風が吹いており断念。
子どもたちはディズニーリゾートに行けずに悲しんで、
僕はカレーが食べられずに悲しんだ。
ここのカレーの味がこれまで食べたカレーの中で最高なのに。

まぁ僕は
そんだけのカレー好きだ。

そんな僕は日本で10辛を体験してしまって、もう燃焼してしまったのか
嫁の作るカレーに喜びがなくなってしまった。
1杯食べたらもう飽きていいやっ、てな感じになったのである。

ところが
その理由はすごく単純だった。

単に最近嫁が手抜きをしてたからだった。
今までは
僕がカレー奉行の如く横からいろいろ指示を出したレシピ通りに作っていたのだが、
手間がかかるので簡単な方法で作るようになっただけであった。

(これまで)
飴色玉ねぎ・コガシバター・すりおろしショウガ・すりおろしガーリックを合わせて炒める。
別に炒めた玉ねぎ・ピーマン・ニンジン・ナスと表面を焼いた牛筋肉を合わせ、鍋に入れる。
ちょっとお酒をくわえて少々煮込んでから水を入れ、アクを取りながら、始めのペースト・ローレルを入れて煮込む。
やがて火を止め、2種類のカレールーにクミンとウコンのパウダー、そして少々のベトナムカレー粉を加えて再度煮込む。
ローレルはこの時点で取り出し、あとは火を止める前にガラムマサラとウスターソースを加える。
ここから小さな鍋にカレーを分けて、
子供たちのものにはすりおろしリンゴと蜂蜜・半熟タマゴを入れ、
僕のはトウガラシやコショウをいっぱい入れる。
嫁は両方とも入れる。
出来上がり。


(最近)
ニンジン・ジャガイモ・玉ねぎを炒める。
牛肉を鍋に入れる。
全部合わせて水を入れて煮込む。
適当にアクを取って放置。
カレールー入れて煮込む。
出来上がり。


このように変わった。
書き比べてみると、今までいかに嫁が面倒くさがりながらカレーを作ってきたのかが良くわかる。
おいしいカレー作るよりも、楽してカレー作りたいのだという嫁の意思を尊重しよう。
来年ヒマになってくれば
僕がカレー当番で毎週作ってもいいかも。

もし来年ヒマと金があれば
カレーのココイチを食べに香港にも行ってみたいなぁ。