色々とネット検索している間に

最近知った言葉

 

機能不全家族

 

 

それでも

結婚するまでの私にとって

家族はそこひとつだし

 

父の事も

母の事も

やっぱり大事に思っていた

 

 

 

特にどんどんひどくなる父に対しては

 

腹の底から怒りながらも

 

そんな気持ちが

 

「何で伝わらないんや」

 

「何でわかってくれへんの」

 

と思い続けてた

 

 

 

 

弟が亡くなったのをきっかけに

父と又会うようになり

 

高齢になっている父の残りの人生

 

私が思い描いてた

 

家族が仲良くを実践したいと思った

 

 

弟も一緒に

旅行をしたり

たまに出掛けたり

ご飯を食べたり

 

 

元々自分勝手な父に対して

たまにムカついたり

イライラする事はあったけど

 

許せる範囲だったはず

 

 

 

 

それがどこからか

だんだんと父に会うのが苦痛になっていってた

 

 

もう賭け事も暴れる事もしなくなっていた父だけど

 

元々の性質なのか性格なのか

 

他者の気持ちや都合を

全く考えない

 

いつも自分中心で

 

自分の側からしかものが見えないので

 

言われた側

された側の気持ちを考える事は

一切ない

 

何かあればこちらの都合はお構いなしに呼び出す

 

 

それと

 

若い頃は無口だったと言われていた父が

いつからあんなに喋るようになったのか

 

会えばずーっと喋り続けている

 

 

 

 

よく子供にそんな事話せるな…

 

それって子供に話す以前に

墓場まで持って行こうと思う内容やろ…

 

主に自分の若い頃の話しだけど

 

とにかく聞くに堪えないような事

(恥ずかしくて書けないような事)を

平気でべらべら話し続ける

 

 

 

 

今年の正月

 

正月早々気分悪い!

子供に何を喋ってんねん!

 

とうとう私はブチ切れた

 

 

 

今更言っても仕方のない事と思ってた

ギャンブルの事や

暴れた事にも言及した

 

 

私に随分ひどい事を言ってた事も

 

父はそのうちの半分も

 

わしはそれはやってない

わしはそんな事言ってないと…

 

 

 

 

その翌日

 

夜中に2時に父からの着信

 

「どうも納得がいかん

朋子が何か思い違いをしてる」

 

私が反論していると

 

「話しにならん」

 

言ったのは父だった

 

 

 

 

「それはこっちのセリフや!

こんな時間に電話して来て

非常識やと思わんの!」

 

 

まだ話してる父を無視して

電話を切った

 

 

 

 

高齢の父からの電話は

ただでさえ何かあったのかと思うのに

そんな夜中にでも

自分が話したかったら掛けて来るのが父なのだ

 

 

 

 

 

ここから私は

 

何をどう考えればいいのか

 

自分の気持ちの着地点が見つからず

 

苦しい毎日が始まった

 

 

 

anprima

本間朋子