私が20歳の時
勤めていた会社に転勤して来たHちゃん
事前情報で同い年と聞いていた
朝、ロッカー室で
初めて会ったその日
何となくお互いの事を知る為の会話をしてて
「どこの高校出身?」
って聞かれたので
私の出た高校を言うと
「えーーーっ」
と言い
「なんかクラブ入ってた?」
って質問に
「軽音楽部」
って答えたら
又
「えーーーっ」
と
そこで1個上の先輩の名前を出して
「知ってる?」
って聞くので
「知ってるー」
と言うと
次は
「彼氏やねん」
って答えが返ってくる予想をするよね?
今でもインパクトがありすぎて
ハッキリ覚えてる答え
「今度一緒に住むねん」
で、その後彼女は
20歳で結婚
すぐ母親になった
Hとは今でも友達
これまでの人生の色々
若い頃の恋愛話なんかも含め
お互いの事を一番知ってる友達
私の人生においても
すごく色んな
すごく大きな
気づきをくれたな~と思ってる
私の親は厳しかった
ずっと
「親が厳しかった」
と思ってたけど
よくよく考えてみると
母が厳しかった
当時はそんな自覚もなかったけど
ずっと両親の顔色をうかがっているような子供だった
親の言う事は絶対
って感じで育った私
私とは全く違う環境で育ったH
Hとは若い頃から
しょっちゅう一緒に飲みに行ってたんだけど
ある日の会話
私が高校生の頃にあった門限の話しをしてたら
しばらく聞いてたHがひとこと
門限、破ればいいやん
私
多分
数秒
フリーズしてたと思う
門限、破ればいいやん
門限、破ればいいやん
門限、破ればいいやん
何なら
いいやんのあと
やんやんやんやん
とエコーがかかったぐらい
頭の中に何度も繰り返された
そのフレーズ
門限を破ればいい
と言った彼女にではなく
そんな発想が全くなかった自分に愕然としたのだ
親が絶対
親の決めた事は絶対
それを破るなんて
思いつきもしなかった自分・・・
物心ついた頃からの洗脳って
怖ーーーーっ
と思った当時
でも
その気づきから数十年経って
もし同じような親の元に生まれても
門限破る子もいるよね?
と思うようになったら
親のせいだけじゃなく
これも私の持って生まれた性質とも言えるな~と
まだ小さいうちは
危険なこともあったりして
そういう決まりもいるんだろうけど
そう
まず
門限は破ってもいいと気づく事が大事
もう大人になったら
基本
門限に限らず
自分のすることに
誰の許可もいらない
って気づく事が大事よね~
と思った話し
結婚すると
そんな管理者が
親から夫に代わる場合もよく聞く話
例えば同窓会とか
ダンナに行くなって言われた同級生
それでも出席したら
バッグに入ってて気づかなかった携帯に
何度も入ってた着信
実話だよ~
何だか色々大変だったうちのダンナ
そんな内情を知る友人達から
どこが良かったん?
何で離婚しなかったん?
な~んて聞かれた事が何度かあるけど
(勿論、離婚を考えた事は何度もあるよ)
振り返ってみると
行ったらあかん
とか
やったらあかん
とか
基本言わない人だったから
門限も当然ないしね
これ
私にとっては
すごく大きなポイントだった
多分ね
そこをとやかく言う人なら
とっくに昔に別れてたと思う
夫婦でも
夫の人生と
妻の人生は
別なのです
なので
お互いのやりたい事は
邪魔すんな
尊重しましょ
洗面台の中がお気に入りのりん
(現在糖尿病の治療中)
別の日