ツツドリ(カッコウ目カッコウ科) | Anpapa@B級野鳥図鑑(C)

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個人的に出逢った季節の野鳥たちを
簡単な図鑑形式で一日一種ずつ紹介しています。
(C)はカレンダー(暦)の意味です。
毎日覗いて楽しんでください。(^^)/

 
筒鳥  L33cm  ♪ポポッ、ポポッ 低山~高亜山
筒の口を叩くような独特な鳴き方が特徴。
雌雄同色で、成鳥の頭部や胸、上面はやや暗い青みがかった灰色。
赤色型は頭部から尾が赤褐色で、黒の横斑が入る。
カッコウよりも短くて太くて粗い横斑。
カッコウの虹彩は黄色いが、ツツドリの虹彩は暗色・茶色で、つぶらに見える。
ホトトギスの下面は白く、横斑は7~9本でまばら。
渡りの時期は都市部の公園にも姿を見せる。
托卵の宿主は主にムシクイ類。
中国語ではホトトギス、カッコウとの大きさの比較から「中杜鵑」と呼ばれる。
オスの鳴き声に由来して「蓬蓬鳥」とい呼ばれることもある。
 
秋のトケンの渡りは9月初旬、桜の樹に沸く虫を食べに来るのを探すのが一番と、
山の公園を覗きに行ったら、さっそくツツドリの家族連れ?に出逢う事ができました。
 
羽の色は薄い灰色と、枯れた褐色と、黒っぽいのを三種類いました。
 
こういう角度から見るとハトの様に見えないこともありません・・・。(^_^;)
 
珍しいくらい、よく飛び回って追いかけっこをしていました。
 
 
こちらは黒っぽい、ちょっと華奢な幼鳥(若)
トケン類は飛び方が独特なので、飛んでいたらトケンだと、
すぐに分かりますが、ホトトギスかカッコウかツツドリかは写真を撮らないと
姿だけではなかなか区別できません。
 
鳴き声はそれぞれ個性的なので、鳴いてくれると助かるのですが、
秋の渡りではほとんど鳴かず、バーダーを泣かせます・・・。(^_^;)
 
電線にも留まるんですね・・・。
少し足を延ばしたら、確実に季節の移り変わりが進んでいることに
鳥たちが気づかせてくれました。(^^)/