便追 L16cm ♪ツイー 漂鳥or夏鳥 明るい林や木がまばらな草地
雌雄同色。お腹に縦のうずら模様。
タヒバリに似ているが、白い眉で区別できる。
羽は薄茶色のすだれ模様。
尾を上下に振りながら地上の昆虫を探す。
驚くと近くの木の枝に飛び移る。
メスが抱卵し、オスが餌を運ぶ分業で子育てする。
石垣島の野鳥図鑑を見ていたら、セグロカモメが石垣島では迷鳥扱いになっていました。
なるほど、こちらでは当たり前にいると思っていた鳥も、
所変われば品変わるで、図鑑で紹介している留鳥~迷鳥の記述は、
観察ポイントで、いかようにもなるという事のようです・・・。
ビンズイが果たして漂鳥か夏鳥かは、
ながーい日本列島の、どのポイントを基準にしているかは分かりませんが、
ひよっとしたら、石垣島では、迷鳥扱いになるのかも・・・。(^_^;)
「普通種」という言葉もありますが、その地域では普通に見られる鳥でも、
所変われば品変わるということを考えたら、
私たちが普段「珍鳥」と言っているのは、おそらく、何らかのイレギュラーによって、
本来いるべき所にいられなくなったか、
行く所に行けなかった鳥ということも言えるのかも・・・。
移動できる範囲を少し外れた位なら、
元の仲間の所に戻ることもできるかもしれませんが、
大きく仲間とはぐれてしまったら、
たぶん、その個体はそこで息絶えることになるのではないかと思います。
「珍鳥珍鳥」と大騒ぎしても、結局は死に瀕している鳥を
人間が、寄ってたかって、物珍しさだけで大騒ぎしているに過ぎないことを考えると、
「どうしたものか」と路頭に迷う次第です。m(__)m