そうだ、動物園に行こう!「ウズラ(キジ目キジ科)」 | Anpapa@B級野鳥図鑑

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個人的に出逢った季節の野鳥たちを
簡単な図鑑形式で紹介しています。

 L20cm ♪ジュッ、ピッピッピッー 全国的に漂鳥 畑や草むら

古今和歌集にも名前が見られる。狩猟用に放たれたり、食用として飼われたり、鳴き声を競う余興に飼われたり、古くから身近に親しまれている鳥。
野生では本州の以北で繁殖し、以南で越冬する漂鳥。
飛ばない鳥と思われがちだが、渡りも出来る飛翔力をもつ。
 
※この記事は過去記事です。
10年ほど前に、春先に県北の畑で見かけたことはありますが、
残念ながら写真は撮れなくて、その後も出会いがありません。
と言うことで今回紹介するのは動物園で飼育されているウズラです。
 
只今、砂浴び中です。
 
 
砂浴びは体に付いた寄生虫を払い落とすためにやっているらしいですが、
野生ではなかなか見ることができません。
 
しっかり羽の中まで砂まみれにして、一気に振り払います。
 
※ここからは、初めて動物園で見た時の過去記事です。
独特の丸い身体に小さい頭、、短い尾羽とひょこひょこ歩く姿は
愛嬌があって、とてもユーモラスです。
でも、鳴き声は結構けたたましくてやかましいです。
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頭から背中にかけてある白っぽい縦縞が独特ですね。
ウズラの卵は知っているけど、ウズラの姿は知らない人が結構多いです。
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とにかく、忙しくちょこちょこ歩き回っていました。
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こちらはヒナドリです。ピンポン玉くらい小さくて可愛かったです。
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ちょこちょこと、これまた忙しく歩き回っていました。
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実はこのヒナは、なかなか抱卵しないウズラの親の代わりにコジュケイに托卵して
やっと無事に孵化したヒナだそうです。コジュケイも同じキジ科の仲間です。
生みの親のウズラも、すぐ近くにいるのですが、お互い知らん顔で、
ヒナはコジュケイのことをすっかり親だと思い込んでついて回っていました。
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コジュケイも、すっかり自分たちの子供だと信じ込んでいて、
見張りをしたり餌を与えたりしていました。
生みの親よりも育ての親、微笑ましくも複雑な鳥の世界でした。(^_^;)
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「みにくいアヒルの子」の童話も、
案外、実話を元にしたお話かもしれませんね。
 
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ