川秋沙♀ L65cm ♪カーコココ ガァ 冬鳥(北海道で留鳥)
日本で見られるアイサ類では最も大きい。(大きいものはL72cm)
淡水域に多く見られ、海にはあまり入らない。河川、湖など。
ダム湖など内陸山間部の湖沼にも入る。潜水して魚などを採る。
上嘴の先端部が鍵型に下に曲がっている。嘴は赤く、先端は黒い。
※ウミアイサやコウライアイサは曲がらず、まっすぐ。
オスは頭が緑色で顔が黒っぽい。後頭部の冠羽はまとまっており、
後頭部が大きく見える。下面は光沢がある白色。
メスは頭が茶色で、ボサボサしている。
下面は灰色。北海道では樹洞に巣を作り、メスがヒナを育てる。
数メートルの高さから飛べないヒナが真っ逆さまに地面に飛び降りるのは
有名なビックリシーン。メスの背中にヒナが仲良くチョイ乗りするのも人気の生態。
偶然、ウミアイサのメスを河口沿いの潟で見つけました。
最初はウミアイサのメスだと思っていたのですが、
顔を水面に沈めてズンズンと前に前にと泳ぐ姿は、
いつものウミアイサではあまり見たことがない動き・・・。
頭もボサボサで、喉の白さが際立っていました。
写真を撮っていた時、「違和感」は感じていましたが、
まさか、こんな所にカワアイサが来ているとは思わなかったので、
家に帰って、たぶん思い過ごしだろうと思いながらPC画面を見ていました・・・。
クチバシの先がカギ状に下に小さく曲がっているのが、カワアイサの決め手です。
頭は茶髪でボサボサですが、眼が乙女チックで可愛いかも・・・。(^_-)
※比較のために、ウミアイサのメスを置いておきます。
クチバシは少し上に反っています。目の周りが黒ずんでいて、首は白くありません。(^_^;)
※こちらは昔撮ったカワアイサのオスの写真です。参考までに・・・。