この年になってハマったもの②『365日の飛行機』 | 波立つ海に沈みゆく月 ~旧統一教会さよならブログ~

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統一教会は、だいぶ前から衰退している。二世の未来は全体として明るくない。
これに最後に責任を持つのは、本人と社会だと思ふ。(しばらくブログの本説明文をいじります)

この記事は、このブログの雰囲気にはそぐわない等身大のうすワサビのネタ記事である。自己紹介の一部だと思っていただきたい。その心を絵文字で示すとニコニコニコニコニコニコである。ということにしておきたい。

 
さて、この年になってハマったもの第二弾を記事にする。それはAKB48の名曲『365日の飛行機』である。先に断っておくが、私はAKB48のファンではない。オンラインでも、オフラインでも、おっかけなどはしていない。
 
したがって、私がこの曲を初めて知ったのはYouTubeではなかった。あるとき、私と同年代の男知人が、この曲をカラオケで歌い出したのである。
 
朝の空を見上げて今日という一日が〜♪
笑顔でいられるように そっとお願いした〜♪
 
まったく良い年をして、のんきな歌を歌っているな、と私は思った。そして、その日のカラオケは何事もなく無事に終わり、私には、普段の日常が訪れた。
 
その後、幾度かYoutubeで『365日の飛行機』を聴いてみたこともあったが、それから何年が過ぎたであろうか。私は、今日、再びYoutubeで『365日の飛行機』を聴いてみた。そして、その歌詞を始めてじっくりと読んでみたのだ。
 

 
 
その曲は、曲調も歌詞も万人ウケを狙った、ただただ平凡な日常ソング。統一教会の超強烈な信仰からは対極にあるようなベスト・オブ・平凡ソングであった。
 
その歌詞は古くは水前寺清子の『三百六十五歩のマーチ』のようでもあり、1990年代後半の玉置浩二の『田園』のようでもあった。その現代アイドル版の曲が、まさに『365日の飛行機』。そのメッセージは「ただ生きろ」とでも言えるものだった。
 
だが、私は今日『365日の飛行機』にハマった。どっぷりつかり、曲と歌詞を堪能した(歌詞はこちら)。
 
この曲のサビでは、人生は紙飛行機なのだという。その紙飛行機は、願いと愛を乗せて飛んでいくのだ。
 
しかし、紙飛行機なんてものは、それ自体に動力はない。だから、その距離を競うことなんかは大切でなく、ただ願いを乗せて力の限り、風の中を進むだけでよいとのことだ。さらに願いが叶うかどうかなんてことも重要ではなく、その紙飛行機がどう飛んだか、どこを飛んだかが一番大切なんだという。これをよく言えば達観、悪く言えば無計画である。
 
さらに、その人生の紙飛行機は、その折り方を知らなくても、いつのまにか愛を乗せて飛ばせるようになるのだという。それが自信持って広げる羽根の姿をみんなが見上げるのらしいが、その自信には何の根拠もない。そんな誰でも飛ばせる人生の紙飛行機が希望であり、それが推進力なんだという。これをよく言えば楽天的、悪く言えばノー天気である。
 
人生は紙飛行機 願い乗せて飛んで行くよ
風の中を力の限り ただ進むだけ
その距離を競うより どう飛んだか どこを飛んだのか
それが一番 大切なんだ
さあ 心のままに 365日
 
人生は紙飛行機 愛を乗せて飛んでいるよ
自信持って広げる羽根を みんなが見上げる
折り方を知らなくても いつのまにか飛ばせるようになる
それが希望 推進力だ
ああ 楽しくやろう 365日
 
しかし、私が今日この曲にハマったのには訳がある。それは、このブログにぴったりの曲だったからだ。
 
ということで、今日という一日を笑顔にしてくれるこの曲に感謝することにしよう。
 
(2021/3/12 大幅に記事を修正しました。)