このところ自分の時間がとれるようになったので、エンジンを一機つくって載せ替えました。

 

奇跡的なコンディションのクランクシャフトとコンロッドを、たまたま入手できたのも大きな理由です。  このクランクシャフト、クランクピン実測49.990mmと出来の良い新品サイズ、コンロッドメタルは現在補給されている新品より頂部肉厚が厚かったので、U/S0.05がついていたようです。 アタリ面コンディションも慣らしレベルで素晴らしかったので当然そのまま用いました。

 

これまでのエンジンもパワフルでアイドルも安定していて耐久性もあって、しいて言えばフロントのローラーベアリングから小さな音がしていたくらいで全く不満はありませんでした(ミニエースのフルフローを1mmO/Sにして、圧縮比をヨタ用に上げて、ヨタ純正カムにしたものです)。

 

で、外したエンジンちゃん・・・

小さな音が出ていたクランクシャフトフロントのローラーベアリングでも取り替えておいて、待機エンジンとします(ローラーベアリングはモノタロウで安く買えるので入手済みです)。

 

エンジン載せ替えてから250kmほど慣らしをして(シリンダーは1mmO/Sでボーリングした新品なので)、足回りすべて整備して(今回は全分解で全ての部品に手を入れました)5月13日に八王子の検査場に行って車検もとってきました。

 

新エンジンは、本当に静かです。 助手席の家内も「静かでスムースになった」との感想でした(コロナで長距離は走ってませんが、秋に北海道にでも行けたらいいな)。

 

しばらくコロナ騒ぎでイベント等もなさそうなので、次は車購入時に元々ついていたパーシャルフローの純正エンジンと、それ以外に結構コンディションの良いミニエースエンジンがあるので、この2機とも出来る限りフルメンテしてヨタ純正スペックで組み立てて単体で慣らし運転でもしておこうと思います。
 
気が向いたときに組立るので何時になるかわかりませんが、もしブローなどでエンジンに困った人がいたら緊急用にでもなるでしょうから・・・。