時間ができたらコツコツ進めることにしてますが、青空整備では、雨と強風は、手も足も出ません。
少し遅れ気味です。
今回も掃除&分解、寸法確認です。 エンジンの底面を掃除、分解します。

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洗浄液にしばらく漬けておいても、こんな状態です。 まあ手強いです。 頑張って磨いてカバーを外します。
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もっと綺麗にしたかったのですが、この辺であきらめました。あとは全てくみ上げてからもう一度やります。
で、このストレーナカバーのガスケット。一番手強いんです。がっちりくっついています。引きはがそうとするとポロポロと細かくなってちっとも仕事が進みません。  ・・・で、こいつの登場!イメージ 4イメージ 3

ガスケットリムーバー!
頼りになりますが、ゴム手袋をして使います。 こいつだけは侮ってはいけません。


リムーバーのおかげで汚れも少し落ちました!

さて次は、油温センサーの取り付け穴を開けましょう。
まずはドリルでした下穴開けですが、切粉がクランクケースンに入るのは困るので、ケース内にぼろきれを突っ込んで養生します。 下穴が開いたらタップでネジ切しましょう。
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あとは掃除機を使って、オイルや汚れもろとも切粉をクランクケース内から吸い取ります。
そういえば、このエンジンについていたリフターはこんな状態でした。
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変なウエスを使ったので繊維くずが付いていますが、気にしないでください。
「新品です」とウソついて売ってしまえるレベルです。 オイル焼け帯がありません。
つまりエンジン温度を上げる運転がされていないということです。 そういえばシリンダーヘッド内のカーボンスラッジはかなり多かったですので、低い回転が大半で、油温を上げる運転していないのでしょう。
こんな状態の良いリフターを使わない手はありません。 出来損ないの多い補給品なんかより、よっぽど出来は良いと思います。

あと、ベンチレーションとミニエースのオイルレベルゲージパイプを抜きました。
ストックしておいたキャップにイメージ 7
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アイボルトを付けた治具を作りました。
 





まずヒートガンで十分にあっためます。
手っ取り早く火を使いたいとこですが、アルミが変質するので我慢です。じっくりとあっためます。

スライディングハンマーを装着して・・・カン、カン、カン!・・・3発でした。
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次にミニエース用のオイルレベルゲージを抜きます。 
しかしこいつはなかなか手強いんです。 
素直に抜けた事がありません。 
変な力を入れて無理に抜くと、穴が変形してヨタハチ用のレベルゲージで漏れが起こります。
今回は息子にも手伝ってもらって手もちの道具を駆使しましたが、
抜けませんでした。

仕方がないので最終手段。
オイルレベルゲージパイプにドリルで貫通穴をあけて、ボルトを突っ込み、引っ掛け用のプレートを取り付け、スライディングハンマーで引き抜きます。
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             こんな感じです。うまく抜けました。

今回のブログはここまでです。 実際の作業はもっと進みましたが、眠くなってきました・・・ では、また次回!