今日も外は雨、
Iさんから依頼のデフのオーバーホールをしたいのですが、我が家ではオイルを使う作業は庭でしか行なえないし、大事な依頼の品を少しでも濡らすことはできないので、今日は作業はできません。
雨、早く止まないかな・・・
 
ところで私のヨタ吉、
燃焼ヒーター用の部品の「フェンダーフューエルパイプ」が欠品です。 そう、燃焼ヒーターのガソリンオーバーフローパイプの先端につけるやつです。イメージ 10

この図の19番がその部品です。
今は耐ガソリンホースを直接付けて延長してごまかしています。
何とかしたいな・・・と思っていました。
と、いうことで!手作りすることにします。
以前ネットでひろった写真があるので、この写真から寸法取りして作成することにします。
イメージ 11
まず、わかっている寸法(ネジ間と幅)との比率から全体の寸法を確定させます。
そして、計算した外周長と同じ外周長になる銅の丸パイプを加工します。
まず少し長めにパイプカッターで切断します。
イメージ 1

次に、金槌や木片、金敷、木棒、鉄棒を駆使して長円形に仕上げます。イメージ 2
 イメージ 3









よしよし、なかなかの出来です。
次に取り付け部分を作ります。
まず型紙を作成し・・・真鍮板を切り出します。材料はこの一番上のを使います。
イメージ 4
あとはパイプと同じ・・・手持ちの道具や素材をつかって形を作り、次に半田付けします。素材が銅と真鍮なので、半田は一般用です。物が大きく電気コテではパワー不足なので、銅系材料の特性を生かして、バーナーで半田付けします。
 イメージ 5イメージ 6








 
バーナーだと簡単です。
イメージ 7
次にグラインダーとヤスリで外形を仕上げ、ドリルで取り付け穴を開けます。
イメージ 8
そして最後に塗装
イメージ 9
色は手持ちのボディー色のシルバーにしました。
よし!よし! また欠品部品が減りました。