久しぶりに、溜まった小ネタの小出しです。 今回はワイパーリンクのガタ修理。
私のヨタ君、ワイパー可動範囲が狭くて、フロントガラス中央に大きな拭き残しが出来ていました。
そう!ワイパーリンクがガタガタです。・・・・でも純正のワイパーリンクは無いし、ヤフオクでは「エッ!」と絶句する落札価格。 んじゃ、何か考えるしかありません。
この写真の赤矢印の軸受けの樹脂部が、4か所全部摩耗してガタガタです。
実は、このワイパー軸(写真左のワイパーが取り付く部分の軸と軸受け)にも大きなガタがありました。
この修理はまたいつか書きこみますね。
で、ここで、同年代の他のトヨタ車のワイパーリンクを捜索!捜索!・・・・で、ありました!
トヨタ○○○○○のワイパーリンク。 とってもお安く入手です。 ガタも全然無く上物です。
で、リンクのCリング外して分解したら・・・こうします!
先っぽの板の部分を万力でしっかり握って、強く曲げたところです。
そうです! この先っぽの軸受けの部分は、丸い金属部がアッシー状態で、プレスのリンクアームに鉸められてるだけなのです。
えっ知ってた・・・ これまた失礼いたしましたっ<(_ _)>
他車の良品のリンクアームから、こいつを必要数、同じ方法で外します。
ちなみにダメになったヨタハチのワイパーリンクは、この軸受け部だけを サンダーで削って、中央部を太い鉄の棒で叩き落としました。 再使用するワイパーリンクは、曲げたり削ったりするわけにはいきません。
ちなみに写真は不良品のです。 良品の写真を撮り忘れました。
外れた良品の軸受けは、ヨタハチのワイパーリンクの、この穴に再度叩き込みます。
私は、金敷に置いて、内径がピッタリのソケットレンチの駒で叩き込みました。
叩き込んだら、リング穴の周囲を均等に12か所(時計の文字盤の5分おきの目盛りの様に)ポンチで締め付けるように叩き、鉸めました。
完成したら、樹脂用のグリスを塗ってワイパーリンクを組み立てます。
ミニ四駆やラジコンカー用のシリコン系セラミックグリス(白色)がお勧めです。 樹脂を侵す危険が少ないです。
これでワイパーリンクのガタは無くなりました! とりあえず完成。
ガタが残ったままのワイパー軸と軸受けは、後ほど修理方法を書きますね。
では!