ヨタハチ用ピストンリング買いました。値段は8400円、リーズナブルです。
今でも普通に高品質なものが買えるなんて、とっても助かります。


実は、今、パーシャルフローの予備エンジンを組みなおしています。今度は少しづつ、亀のようなスピードでコツコツ組むつもりです。
性格上、やり始めると、ついつい時間を忘れ没頭してしまい、疲れが翌日に・・・となるので。
意識してのんびりやってます。


手持ちのノーマルピストン/シリンダーは、ほとんど磨耗してなかったので、ピストンリングだけ交換することとしました。磨耗の測定は、ピストンスカート端部から24mmのところを30度ごとに測って、最大直径と楕円磨耗レベルを判断しました。


これがピストンリングセットです。

No.1がトップリング、No.2がセカンドリング、No.3はオイルリングです。

イメージ 1

使用するクランクケースとクランクシャフトもいい精度でした。


エンジンは、クランクシャフトとクランクシャフトを支える構造物の真直度と、
クランクシャフト軸線とシリンダー軸線の直角度が出ているかが一番大切です。


どんなに精度のよい新品部品を、いろんなクリアランスに気を使っても、結局これが出てないエンジンは、症状に差があるものの必ず不具合が出ます。いわゆる外れのエンジンとなります。


2Uはクランクシャフト両端をボールとローラーのベアリングで支える機構のため、少々クランクケースがねじれて狂っていても、それなりに回ります。
このときベアリングのボールは理想走行円から傾いて回ることになるので、クランクシャフトに振動が生じます。
この振動がクランクシャフトをバレル状に強く振り回すことになり、異音、回転の頭打ち、燃費の悪化、出力の低下、レスポンスの悪化、コンロッドメタルの磨耗等を引き起こします。
また、レースなどでチューンされたエンジンでは、クランクシャフトの断裂までいってしまうこともあります・・・・・
 
まあ、完成するのはいつのことやら・・・・


追記:文字数が多くなるので、本文中で、まさ与太さんの質問にお答えしますね!
まさ与太さん、
配線復旧大変ですけどがんばってくださいね。

一つ端子のホーンを付けたい場合は、一番いいのはリレーを使う方法です。カーショップなどで売っているエーモンなどの市販のリレーを使うと簡単です。
ここではエーモンの4極リレーを例に話します。

まず、左右の2個のホーンに各2本の配線が来ていますが、
この2本の配線のうち、1本は、ホーンボタンスイッチを介してボディーアースにおちています。
これをAとします。

残りの1本はイグニッションスイッチを介してバッテリーの+端子につながっています。
これをBとします。

まず、この配線がどちらかをテスターで調べます。
2個のホーンの4本の端子をすべて外して、エンジンをかけます。 テスターをDC(V)にセットして、テスター片方をボディーにつないで、もう一方でそれぞれの端子に接触させてみます。
ここで12Vがきている端子が、Bのほうです。

まず左右どちらかのリレーを置くのに都合のよい側の2本の配線に、リレーのコイル配線をつなぎます。
エーモンの4極リレーなら、Aを黒い線、Bを青い線がよいです。
このときBにつなぐ青い配線を二股にしておきます。(2本つなげるギポシや、二股配線が便利です)

次にリレーの黄色の太い配線を 新らしいホーンの端子につなぎます。
ホーンを2個つけるのであればリレーからの配線を2本二股にしてそれぞれつなぎましょう。

次に赤の太い配線を 先ほどの、Bとつないだ青い線の二股にした配線につなげます。

この端子には12Vがきていればよいので、ヒューズボックスの12Vから来ている端子に、配線を長くしてつないでもかまいません。 このときはBをつないだ青い配線の二股は必要ありません。

以上です。がんばってくださいね!