知り合いに、クラッチレリーズベアリング交換を依頼されました。 今日はその準備をします。 
まず、レリーズハブのベアリングを交換します。 依頼主は遠方なので新品ベアリングとハブは
当方のものを用いて交換することにします。
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これが、手持ちのハブアッシーです
 
これをベアリングプーラーで挟んで、プレスに乗っけます
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            M20のボックスレンチのコマがハブの径に丁度でした、あっさり抜けました。
 
今度は新品ベアリングを乗っけてベアリング内輪をプレスで押して装着します。
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今度はM24のボックスレンチのコマでした。  色々使えて便利ですね。
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                                      完成です!
どうせエンジンを下ろしてクラッチ外しますので、クラッチスプリングも強化しましょう!
と言う事で、スプリング入手です。
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このスプリングを装着すると、クラッチ面圧が、ヨタハチ純正の10%ちょい増しとなります。
ひじょうに良い感じとなります。 ちなみに、きちんと爪高さ調整を行えばクラッチペダルは、ほとんど重くなった感じはしません。(小生車、友人車実証済み)。
リフターも交換したいそうなので、ココまできたら、プッシュロッドもアルミ製に交換してしまいましょう!
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これはVWのプッシュロッドです。 2Uにつけても何の問題もありません。
もうずーっとノントラブルです(小生車、友人車実証済み)。
加工方法は、パイプカッターで長さを2Uに合わせて切って、少し内径をリーマで調整し、プレスで端部パーツを圧入します。最後に両端に30kgほど荷重をかけて、反り歪みが発生していないか確認して終了です。
この反り歪みは5本に1本くらい見つかります。 これは、振動や騒音、異常磨耗、折損、油圧低下等のトラブルが出る可能性があります。
依頼主もあまりいじられると心配するので、まあこれくらいにしておきましょう!!
でもビッグエンドメタルも交換したいそうなので、本当は、シリンダー持って帰って、圧縮比アップの旋盤加工をしたいくらいですが・・・