来週は牧場オフです。
しばらく下回り見てないので、早朝から点検で、もぐりました・・・
あっ・オイル漏れ発見・・・ デフインプット側のオイルシールのようです。
もれ量はさほどありません。ただ、プロペラシャフト側なので高速回転です。遠心力で少し飛び散っていました。
デフオイルはBPの85W-140(鉱物油)です。 かすかな硫黄のにおいが漂っています。
とりあえずオイル量を見るために、注入口プラグをはずします。
M24のメガネレンチでグッ・・よし!緩んだ・・後は手で回してと・・・
「シュッ・シュー」・・え、何の音?
空気が抜ける音がしました。 少しはしますが、少し多すぎます。
もしかして、デフホーシング内の圧力が抜けてないのでは?・・・これはリリーフバルブのつまりかな?
と言うことで方針変更です。リリーフバルブを点検します。
こいつが不良だと、高速走行や山道などで、デフホーシングの温度が上がって
内圧が高まると、オイルシールに過負荷がかかりオイル漏れが発生します。
この矢印が、リリーフバルブです。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/22/anpan-hgr/08/44/j/o0300016814473146626.jpg?caw=800)
早速はずして、穴をのぞくと、やっぱりそうでした!古いオイルのスラッジで詰まっていました。
コレがリリーフバルブです。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/22/anpan-hgr/3c/82/j/o0282030014473146632.jpg?caw=800)
ついでなので分解掃除です。下のゴムで左の部品の穴出口を左下のバネで弱く押してふさいでいます。
デフホーシングの内圧が高まると、バネが負けて空気が抜ける構造です。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/22/anpan-hgr/01/89/j/o0300024314473146639.jpg?caw=800)
ついでにデフホーシング側の穴も点検しました。
あなを覗いたところです。 奥に又穴があり、その向こうがアクスルシャフトです。
この穴も、爪楊枝で掃除します。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/22/anpan-hgr/e6/61/j/o0300022514473146644.jpg?caw=800)
一応終わりましたが、一度漏れ癖がついたオイルシールは、治りにくいので、しばらく様子を見ます。
牧場オフには行けるでしょう! 土曜日にもう一度点検ですね~