私のヨタハチ、シ〇〇製のヘッドライトリレーハーネスを装着していました。

「スイッチ寿命が長くなる!」「ヘッドライトが明るくなる!」・・・。 

確かにスイッチ寿命には良いな~って思いますが、しかし・・・

●黄色い配線が目立つし、なんか配線がごちゃごちゃして嫌だな~

●それほど明るくなってないな~ アイドリングじゃ暗くなるしな~

って思ってました。

それならば・・・「自分で作るか!」ってことで、数年前に最初に試作したのがこれです。

シ〇〇やマー〇〇製などは、リレー4個(1ヘッドライトに2個セットで1ユニット)、ヒューズ2個、グランド線はヘッドライト毎に別々です。電源もバッテリーから直で、配線数も多く太いのを使ったりしています。

これをできるだけ少なくしました。 

 

この試作から始まって、エンジンやオルタネーター周辺の電圧・電流変動などを測定しながら改良していきました。

①配線はできるだけ目立たせない、長さを合わせて車両既存の固定金具で固定できる。

②コネクターは純正と同じもの。

③簡単に取り付けられる。

④配線はできるだけ太くしない(みっともないので)、でも2重被覆以上にして安全第一。

⑤純正配線や他社製より明るくなること。←これ一番大事

 

昨年、私の車を見たヨタハチオーナーが「ヘッドライト明るいですね。高出力のハロゲンランプですか?」と聞かれました。「40/55wの昔のシールドビームですよ」って言ったらすごく驚かれたので、同じものを製作してあげたところ大変喜ばれました。ちなみにシールドビームでの車検(試験場持ち込み)でも何の問題もありません。「光量は十分です」ともいわれました。

 

で、現在の製作物はこれです。いろいろ工夫しシンプルに出来ました。

ヒューズは1つ、端子留めは2か所だけ、リレーは2つだけ、3個のコネクターは純正と同じです。

10人以上の人のヨタハチ、パブリカに取り付けられています。 

ほぼ全員に「明るくなった」「すごく明るくなった」って言っていただけました。

「シールドビームで車検に通った」って言っていただけました。

これからもヨタパブ乗りのために専用で色々作っていこうと思います。

 

もし欲しいな~って思われる方がいましたら、このブログか、ブログのメッセージ✉で連絡ください。

車によって配線状態が変わってしまっていることが多いので、エンジンルームの写真を見せていただいてからの製作になります。

完全手作りなので少し時間をいただきますが、車に合わせて作りますよ。

では❢

 

ここのところ人の車ばっかり弄っていて、自分の車を整備するのは久しぶりです。

現在右腕が不自由なので、あまり重整備はできませんが、サンプルで買ったファイヤースポーツさんのロアボールジョイントを両輪に取り付けてみました。 

 

物はこれです(写真借用しちゃいました) 

単品で弄ってみる限り良い感触です。完成度も機械加工レベルもロアボールジョイントとしては申し分ないです。

 

付属のキャッスルナットはM10の16mmナット、ちょっと珍しいですね。

緊急用に取り置きするとして、純正のキャッスルナットは17mmなので純正をそのまま流用することとします。 

グリスニップルも、私の持っているグリスポンプはクランプチャック式で大きいので、装着されていた純正のボールジョイントから横向きのニップルを外して取り付けることとします。

この辺は好みですね。

 

まず取り外しです。

ロアボールジョイント交換などの場合、私はここに馬をかけます。

ちょうど良いところにバンプラバーのボルトが飛び出ているので、馬の受け面に10mmの穴をあけてそこに飛び込むようにしています。

こうするとロアアームをしっかり下から支えるので、トーションバーを緩めなくて交換ができます。

こんな感じで固定できます。

 

取り外しには純正のパブ/ヨタ専用のプーラーを使います。

写真のように、ある程度強く締め付けたら無理に締め上げず、ハンマーで軽く叩いて衝撃を数発与えれば、「バン!」と音がして外すことが出来ます。

 

以前旧車ショップでインパクトレンチで締め上げているのを見ました。無茶するな~って思ってました。

案の定、プーラーは開くし、ボールジョイントのボルトはひん曲がってました。

まあ再使用しないんでしょうね。

 

これが外した純正のロアボールジョイントです。

 

これは自身で簡易リビルトしたものです。リビルト後4万5千キロくらい使っています。

 

外してみるとガタは全く感じられず十分使える状態でした。

「これだと差はあまり感じないだろうな〜」って考えてました。

 

10年くらい使っていたので取り付け面も錆びています。

錆び取りをして、接合面とボルト穴とボルトにグリスを塗って装着しました。

そういえばボルトに油を塗ってはいけない、なんて書いてる記事を見た記憶があります。

締め付けすぎになるなんて書いてありました(笑)。

塗っていいんですよ。何の問題もありません。締め付けすぎにもなりません。

 

で、完成です。

いつかキャッスルナットも、グリスニップルも新しいのに交換しよう・・・

午後から試乗を兼ねて、妻とヨタで買い物に出かけました。


そこで・・・予想を裏切る状況を体感しました。

明らかに、カーブでの操舵安定性、直進性、高速安定性が思った以上に上がりました。

特に路面の状態に対する耐性が高く、ハンドルブレが少ない、というよりほとんどありません。


何より感動したのは・・・

私のヨタ、しばらく走行したあとの最初のブレーキングで、少し左に行く癖がありました。

これが全く無くなりました。というより手を放してフルブレーキングが出来ます。


これは!と思い、外したボールジョイントのグリスを洗い流すと、右のボールジョイントに、

ほんの少しガタがありました(でもほんとに少しで使用可能範囲です)。

気が付きませんでした。

というよりこのくらいのガタ(グリスが入っているとわからない)でブレーキ癖が起こっていたんだ・・・
 

私の所に多くのヨタやパブが修理で来ます。

記憶している限り、ボールジョイントが健康な車の確率は10台に1~2台でした。

皆さんもぜひ確認してみて下さい。

 

確認方法も整備書の絵ではちょっとわかりにくいです。

車体側をジャッキアップすると、ロアアームにトーションバーによる下向きの大きな力がかかる為、熟練しないとガタがわからないんです。

かならずロアアームを下から支え、しっかり車重をかけて固定しましょう。 事故の無いように安全第一で!

そしたら写真のように長い木材等でタイヤやロアボールジョイントのボルト部を持ち上げればガタが確認できます。

 

まあ安価で提供してくれているので、問答無用で交換しちゃうのも良いと思います。

もし外した純正ロアボールジョイントが良品なら予備にしておけばよいのですからね。

良いものを作ってくれました。60年経ってこの乗り味が体感できるなんてほんと嬉しいです。

ヨタハチオーナーとしては大変大変感謝です!

時計修理のご依頼がありました。

依頼者の修理の経緯を読んで、これは業者さんも修理作業を拒否される案件だと判断し、お受けすることにしました。

早速、故障した時計が届きました

いろいろ頑張られたのでしょう、努力の痕跡が見られます。 

時計は「アルファロメオ  ジュリアスーパー(前期型)」用だそうです。

文字盤には「Veglia Borletti」の文字があります。

中からはカラコロ音がしてます・・・何か部品が落ちてるんだろうな~

このまま電源を入れると、故障を増やす恐れがあるので、まず分解します。

中から出てきたのは・・・白いギヤと

プラスチックの短い棒です

ギヤ軸が折れていて、ギヤは転がってました。 

多分、長短針駆動接続ギヤですね。重症!!!

・・・まあこれはこれで、電源投入!

 

・・・動きません

これは手ごわいかも。テンプに接続する回転振り子はユラユラするだけです。

でもユラユラってことは、動こうとしてはいるってことです。

では原因追及です。

オシロスコープで回路上を探ります。各部電圧ほぼ正常。

電子部品の劣化はありましたが、不動の原因は見つかりません。これなら動くはずだけどな~

 

時代にそぐわないコンデンサが付いています。真っ赤な楕円のがそれです。

タンタルコンデンサっていいます。もしかしたらこれかな~ 

このコンデンサは故障モードが短絡の危険なコンデンサーです。

充放電特性がピーキーで合わないのかも・・・

それでも動くくらいはするよな~ 

 

次は振り子コイル部分の確認です。0.03mm以下の線材です。

写真に半分写ってる緑の丸いのです。

ジジイの手では、さわるのも怖いです。で・・・正常でした。 

 

次は機械的故障から捜索です。

電源を入れたまま、ひっくり返したり横向けたり・・・

すると時計を上下逆さにすると、少し振り子が動き始めました。

でも戻すとすぐ止まります。

 

とりあえず分解すると・・・

テンプに相当する軸の下側になる軸受けと軸の摩耗が見つかりました。

これは砥石を使って手仕上げで、針先をとがらすように磨いてゆきます。

砥石はけっこう得意です。この写真の軸の下側の軸受けです。

針先形状をお椀型軸受で受けています。

この時計この写真の向きで使うので、どうしても下側が摩耗してます。

振り子の動きはかなり良くなってきましたが、まだ駄目です。

 

何やが原因やねん!!!!

 

回転振り子には対向に永久磁石がついています。

これとコイル(電磁石)で振り子が動くのですが・・・確認のために磁束密度を測ります。

 

すごく雑にコイルを巻いたフラックステスターもどきを作って磁石を通してみます。 

これで磁束密度の比較ができます。

・・ん、これかなぁ~!?? 

コイル正面側(下側)のフェライト磁石がかなり弱いなぁ・・・こんなセッティングなのかな〜

何で~~

まあ考えてもしょうがないし、再着磁する方法もないし、同じ磁石なんて見つからないし・・・

 

さっきのテストで、何とか動こうとする向きは見つかったのでこのまま使います。この写真の状態では動きません。

ここから磁石どうしの距離や、磁石とコイルの距離位置の調整などで、何とかするしかありません。

回転振り子を少しづつ曲げたり、ヒゲバネ調整したり、基板を削って磁石とコイルの適正位置を捜索したり。

・・・3時間ほど格闘し・・・

 

で、見つけました!

動きが安定する位置。

正規位置とはかなり異なりますが、何とかなりそうです。

この状態で動き始めました。かなりずれてますし、

間隔は少し広めですね。

変なポジションですが、片方の磁石の磁力不足だと思うので、仕方がありません。

でも、まあ動いたから、あとは何とかすればいいや!

 

次は、中から出てきたギヤと、細い樹脂軸です。

やはり短針と長針の最終段ギヤの軸でした。

接着剤の跡もありました。 まあ接着剤じゃ無理ですね・・・

で、真鍮で軸を再生させることにしました。

 

新たに挿入する軸より0.03mmほど小さい穴をあけます。

精密ボール盤もあるのですが、このくらい小さくて繊細だと、手仕上げの方が自信があります。

で、穴あけ完成

長い軸を入れてみて垂直度を確認します。なかなかの出来です。

軸を適正な長さに切って圧入。

ギヤを組み込んで・・・

ギヤを入れて組み立てていきます。

ほぼ完成・・・

全ての軸とギヤに時計用高品質オイルを薄く塗布していきます。

実際は、溶剤で希釈したオイルを塗り、溶剤がとぶと適正な塗布量になるような方法です

 

エージングは300時間ほどしましたが、やはり少し不安定です。

運針速度が、本当に合ったかなって感じたのは

、毎日2回〜4回調整しながら10日間ほど動かした後でした 

まあ壊れていた部分は他にも もっとありますが、

そこはここで書くほどのことではないので・・・

 

オーナーさんも喜んでくれたようです。

良かった!

 

 

 

 

 

ヨタハチ、パブリカ、ミニエースの800CC 2Uエンジン。 

この2Uエンジンのレスポンスをよくしたいとか、回転ロスを減らしたいとか、考える人は多くいます。

 

ここで、時々パブリカ最終型?に使われていたダイヤフラムクラッチカバー用のフライホイールが良いとの話が聞かれます。

「フライホイールが軽量化されているのでレスポンスが良くなる」なんて言われています。

ホントかしら・・・ 比較してみたくなりました。

※ただし、あくまで私の独断と偏見ですので悪しからず。

 

この写真のが三つ爪用のフライホイールアッシーです。クラッチカバーもついています。

 

次のこの写真がダイヤフラム用のフライホイールです。クラッチカバーはついていない状態です

 

ちょっと見た目違いますね。

回転するのはフライホイールだけでなく、クラッチカバーもクラッチプレートも回転するので、これらすべてが

フライホイール効果をだします。

 

双方の部品を並べてみましょう。

手前側がダイヤフラム式のセットで、左からクラッチプレート、クラッチカバー、フライホイールです。

奥側が三つ爪式クラッチのセットです。 

 

フライホイールのみを比較しましょう。

外径は全く同じですが、右のダイヤフラム用の方はクラッチを受ける部分が大きいです。

 
クラッチカバーです。
右のダイヤフラム用が直径が大きく、低い接圧でも伝達効率が良さそうなのが分かります。

 

クラッチプレートです。

右がダイヤフラム用です。クラッチ踏力軽くできそうだな・・・

当然クラッチプレートも大きいです

 

では、それぞれ比較してみましょう。

 

★クラッチプレート

三つ爪用は直径160mm、ダイヤフラム用は180mmです。 直径が大きくなれば、必要なクラッチ面圧も下がり、設計的には、機構的・動力伝達的に有利になりますね。レース用なら即採用です。

ラララ♪大きいことはいいことだ!!

一方、三つ爪式で7万キロ以上乗ってますが、特に故障も不満も無いのも事実です。

 

★クラッチカバー

三つ爪クラッチプレートはコイルスプリングが使われています。この為ペダル踏み込み荷重がリニアで良いフィーリングです。 

ダイヤフラム式が出てきた後も、このフィーリングが捨てがたくて一部車種で長く使われてきています。

 

ダイヤフラム式クラッチカバーは、コストダウンのたまものです。

昭和40年代初期ごろから一部高級車や大型車を除き、ほとんどの車に採用されてきています。

ただしクラッチペダル踏み込み荷重がリニアにならないので、採用初期は嫌がられることも多かったです。

 

★題材の重量や慣性モーメントによるエンジンレスポンスや回転ロスはどうでしょう。

比較表を作りました・・・・

表は実測です。 この表からダイヤフラム式は、三つ爪式に比べて、回転物の総重量が730g軽いのがわかります。

でもよく見てください。 慣性モーメントは三つ爪式の方に僅かに(誤差かな〜)軍配が上がっています。

・・・慣性モーメントってなんだよ~ なんで~ 

 

★説 明

フライホイールを回転させるには大きな力が必要です。しかし回り始めれば慣性の力が働きます。

手押しで弾みをつけるおもちゃの車などで、床に押しつけて手で何度も「ウィ~ン、ウィ~ン」って走らせて「はずみ車」を勢いよく回転させたら走らせる、あのおもちゃの「はずみ車」ってフライホイールです。

 

エンジンもこのフライホイール効果で、アイドリングの安定性や、発進時などの運転しやすさにつながっています。

すっごく雑に説明すると、この力を回転の慣性モーメントと言います。この慣性モーメントが小さいほどエンジンレスポンスは良くなります。

 

ここで重要なのは・・・

この回転物の慣性モーメントって、同じ重量で同じ直径なら、外周に近い部分が重いほど、大きな慣性モーメントになります。 つまりドーナッツのように真ん中が無い(薄い)形と、コインのような均一な平べったい形の物が、同じ直径、同じ重量なら、ドーナッツのような形のものの方が、慣性モーメントは大きくなります。

 

フライホイールなどを見てみると・・・

ダイヤフラム式は、クラッチプレート直径が大きくなっているので、構造的にフライホイールの中央部のクラッチプレートが入る重量が少ない部分が大きくなっています。このままでは軽すぎて慣性モーメントが小さいので、クラッチカバーを含め、外周近くの体積を増やしています。

 

そこで・・・

実物から慣性半径を簡易に割り出してみました。

重量分布を平均化して、単純な円盤(円柱)形状に変換して計算してみました。

結局ダイヤフラム用は外周側に重量物が集まっていることから、計算してみると慣性モーメントは、三つ爪式より少し大きくなってしまいました。誤差も大きいと思いますが、まあ概ねこんなものでしょう。

つまりダイヤフラム用より三つ爪用の方が、わずかな差ですが、出力ロスは少なく、エンジンレスポンスは良いという結論です。まあこの数値、雑な測定で誤差の範疇なので、2つは同じと思って良いです。

 

庭先で2つのエンジンを単体で運転させてみて、空ぶかししてみますが、レスポンスの差は感じられないです。

ただ「プラセボ(プラシーボ)」っていうのは、精神的にものすごく大きく、思い込んじゃうと・・・・

 

ご参考に!  

 

 

長引く咳と、咳からくる中耳炎と、急に発症した坐骨神経痛とで、この2か月散々でした。8月に入って腰痛の症状も出て本当に年齢を痛感しています。 

 

このような状況ですが、生来の貧乏性ゆえ、依頼された修理品はこなしていました。

車/バイク関係だと、6~7月でスピードメーター2つ、油温油圧計3つ、発電不良メンテ、バイクのキャブOH等々。

他にも自身のテスターメンテナンスやエアコン設置、PC関係などいろいろありましたが・・・

 

今回はラジカセ修理の話です。

 

いつも通り作業中はあまり写真撮らないので、写真は修理完了後の完成状態です。

フェアメイトCR-270です。昭和のラジカセは良いですね・・何か気品があります。

このラジカセ、中を開けたら、強い衝撃を受けている事がわかりました。

スピーカーがネジボスごと折れ、中で遊んでおり、基板も一部割れていました。配線も切れて重症修理品でした。

あと、かなり高湿環境にあったようで、あっちこっちの腐食が激しかったです。

当然カセット駆動用ベルトはボロボロでしたし、スピーカーもコーン紙が水分で切れて破れてました。 回路部は埃が泥のようべったり覆っています。

 

こりゃ無理だなと思いましたが、フェアメイトのラジカセ修理は初めてなので、後学の為やってみることにしました。 

 

皆さんびっくりするかもしれませんが、まず丸ごと水洗いします。 

モーターやメーター、スピーカーなど水が入っちゃいけないものは外して、薄めた中性洗剤水をかけて水道水で洗い、乾燥はできるだけ穏やかに素早く行ないます。

 

まずは完全に切れたスピーカーコーン紙に糊を染み込ませて修理し、ケースのボスなどをプラリペアで直して、ケースに取り付けます。 コーンのサスペンション部が劣化して音が割れるので、接着剤でケースに貼り付けて振動防止することにしました。

 

黒くなっているのが糊が染み込んだ部分です。 音的にはすっかり回復しました。

 

その後、切れてる配線をできる限りつないでから通電します・・・・

で、各種テスターやオシロスコープで確認します。

ラッキーなことに、回路上で壊れているのは、ダイオード2本、トランジスタ1つ、2色LED1つでした。あとチョークコイル1つとコンデンサ数個も弱っていたので交換しておきます。これならストック部品があります。

あと電気系ではアンテナ(近いサイズの物)と、電源コード(特殊形状なので市販コードを加工しました)でした。

 

次はカセット部。 ここは機械系、お得意です。

ベルトは交換、ゴム輪関係はベンジンで表層を研磨し、衝撃でセッティングが変わったカセットフレームはペンチでセッティングしなおします。各部バネもそれに合わせてセッティングしなおします。

ピンチローラーが軸部摩耗とゴム部凹み(長時間キャプスタンに押されていたので)で寿命でしたが、ちょうど良いのが見つからなく、そのまま使うことにしました。 部品があればな~

 

この写真、キャプスタンフライホイールにまだベルトが取り付いてない時ですね。

この溝にベルトがかかります。

 

あと、当時のラジカセお決まりのカセットホルダー腕部の折れです。

ホルダーが本体に取り付きません。

接着剤で折れたプラスチックの軸部近くをつないだ後、薄い真鍮板で両側から補強します。接着剤だけではすぐ折れるので補強必須です。 奥に見える銅色のが補強です。 両側に貼り付けました。

 

 

で、音出しとチューニングです。

 

 

ちょっと調整しましたが問題なく音が出ました。カセットも少しワウはありますが聞ける範囲です。 

摩耗したピンチローラーからカタカタと音が出るのが残念ですが、そのうち良いピンチローラーが見つかるでしょう。

 

久しぶりに谷山浩子と水越恵子、高中正義、八神純子のカセットを聞きました。

この4人はSonyのAHFやTDKのADなど、カセット種類別です。

 

2色LEDもVUメーターも動き、ボリュームガリも消えて良好です。

修理後の達成感は大きかったです。 

では!