昔、ドラマで少しだけ見たことがあったが、
ページ数が多かったのでなかなか読めないでいた。
とてつもなく深い闇を背負った二人が、
もがきながら生きていく。
生きるためなら手段を選ばない。
いつか幸せになるために。
主人公の2人の感情がまったく描写されていなかったので、
2人はとてつもなく冷徹な人間なんだと、人間味がまるでないと思っていた。
しかし、ドラマを見直して違う見方が出来るようになった。
ドラマでは、2人の感情をこれでもかというくらいストレートに表現している。
脚本家が小説を読んで感じた、2人の感情。
脚本家なりの答えを提示してくれている。
東野圭吾が2人の感情を描写しなかったのは、
2人の人間性を読者に想像させ、楽しませるためではないだろうか。