入社して1年9か月が経った。
うちの会社では、もうベテランのフェーズに入っている。
そろそろ自分のキャリアプランをしっかり考えなくてはいけない時期。
転職?出世?違う部署で新たなキャリアを積む?
などなど選択肢は多い。
ただ、どの選択肢も不安で一歩踏み出せない。
なぜなら、どの選択肢が自分にあっているかわからないから。
すべての選択肢が自分に門戸を開いているだけに、悩む。
そこで、この本を読んでみようと思った。
人生の先輩である先人達の言葉から、何かヒントを得ようと思って。
その中から、印象的な言葉をいくつか紹介する。
「9勝6敗の人生でいいじゃないか」
失敗は成功のためにあるという言葉もあるが、
失敗を恐れずに、チャレンジしようという勇気が湧いてくる言葉だ。
「そもそも、やりたいことがない、っていうのは
本当にそんなにダメなことなんだろうか。
私は、そう思わない。
むしろないほうがいいとすら思っている。
あんまり今の自分のやりたいことに凝り固まってしまうと、
自分もまだ知らない、本当の自分のやりたいことを、見のがしてしまう。」
就職活動の時から今までずっと悩んできた、
「やりたいことが明確じゃない」という自分を肯定してくれる言葉だ。
今目の前にある仕事に一生懸命取り組もう。
その中でやりたいことが見つかるはずだ。
「二十代のうちに、いろんな仕事を経験してキャリアの幅を広げておくのは後々の人生にとって大きな武器になる。
むしろ、二十代のうちはやりたいことがはっきり見えていないほうがよいともいえる。やりたいことがはっきりと見えていなければ、あらゆることに貪欲になれる。いろんな経験を積むことができる。」
やはり、今の営業というキャリアだけでなく、他のキャリアも身につけよう。
商品企画や、人事、労務、など他の畑でキャリアを積むことで、
また営業に戻ってきたとき、新たな観点から営業に取り組めるだろう。
「どこかに面白い仕事がないかと探すんじゃなく、
目の前の仕事を面白くする方法を探すことのほうが重要。
楽しいことをするんじゃなくて、することを楽しんでみる。
こっちのほうが知的だし、ずっと豊かな人生になると思うんです。」
素晴らしい考え方だ。
いつも飲み屋ではサラリーマンが会社に対して文句を言っている。
自分も恥ずかしながらその一人。
仕事が面白くないのは会社のせいではなく、自分のせいなんだ。
自分が目の前の仕事を面白くすればいいのだ。
今、悩んでいる時期にぴったりの本だった。