もう終わったんだと思う。スムーズな引き継ぎは何一つできちゃあいないし、君も僕もまだ職場に顔を出すこともあるだろう。だけどさ、やっぱり終わったんだと思う。どこかのタイミングで、ふと感傷が襲ってくるかもしれないけどさ。それはもう過去のこと。感傷に浸って自分たちがやってきたことを思い出して生きるくらいなら死んだ方がマシだし。
今日も僕は君と電話している。君に対する気持ちは何一つ変わっちゃいないけど、電話をしてて、こんなに気持ちが高揚しなかったのは初めてだ。
それはさ、仕事が終わったということは、君と僕の関係も終わったということに気づいたからだろう。めんどくさいめんどくさい言いながら二人でやってきた仕事を、もう二度と君とやることはできない。そのことが僕の気持ちを高揚させなかったんだと思う。
今日も僕は君と電話している。君に対する気持ちは何一つ変わっちゃいないけど、電話をしてて、こんなに気持ちが高揚しなかったのは初めてだ。
それはさ、仕事が終わったということは、君と僕の関係も終わったということに気づいたからだろう。めんどくさいめんどくさい言いながら二人でやってきた仕事を、もう二度と君とやることはできない。そのことが僕の気持ちを高揚させなかったんだと思う。