自己紹介
足の親指に生えた毛を眺めていた。
気がつけば、もう時計の針は五時半辺りを指している。
かれこれ八時間そんな事をしていた。
私が37歳と言う年齢である事は、
ほぼ現場では知られていない。
「おい、あんちゃん」
現場のおっさん達は、私をそう呼ぶ。
だから、私は心の中でいつもこう思う。
「意外と歳行ってますけどね・・・」
鼻の穴からカナブンが飛び出して来たら?
そう 思うとワクワクする。
ワクワクテカテカし過ぎて、
足の指の毛もことさら伸びる気がする。
この思い何処かへ届きますか?
私はトバモリーを撫でた後、
お気に入りの毛抜きで乳首に生えた毛を、
ガンガンと抜いて行き、
つるつるのハイジニーナへと変化した。
あ、ここは陰部ではないが、
ネーミングが気に入ったので使わせてもらおう。
つまり、私は足の親指毛に恋する、
鼻からカナブンが飛び出す願望に駆られた、
ハイジニーナの37歳。
癒し系変態おとこなのである。
と、私は強く自己を思い抱えている。