山形には少女時代がいるかも知れないんだ
お盆休みをもらったんだよ。
ぼかあ~どうしようかと考えたんだ。
そうしたらば、稲妻の如く啓示が降りたんだ。
「やまがたへ!!行けっ!!」
「GO!GO!Y・A・M・A・G・A・T・A!!」
そう神が言っている。
ぼかあ、すぐさま道路マップを買って行く準備をした。
カーナビだって?
ノン・ノン・ノン♪
そんなの面白くない。
道に迷ってこそ、
それが車の旅なのだ。
ちなみに今回はゲストとして、
私の勤め先の社長を連れて行くことにした。
二人が目指す頂は、山形県南陽市。
震災後、沢山の物資を持って訪ねてくれた友人に会いに。
そのお礼をする為にぼくらは旅立った。
車はくるくるとタイヤを路面へ擦り付け、
軽快に走り出す。
社長「どう行くの?」
ぼく「え?昨日調べた道を何となく、道はつながっているから着くよ」
社長「高速はどこから乗るの?」
ぼく「高速?乗らないよ、面白くないし」
社長「え゛ー!!下で行くの!?俺、運転しないからね!」
ぼく「いいよ」
社長「俺は寝るからね!」
ぼく「いいよ」
そんなやり取りをしながら、ぼかあハンドルをくるくると回すのである。
一時間・・・二時間・・・三時間・・・四時間・・・五時間・・・半・・・
着いた。
ぼかあ走りきった。
そして、腹が減った。
時計はPM1:00位を示していた。
友人に「飯だ!飯を食わしてくれ!!」
そう懇願して、旨い飯どころへと導いて貰った。
その店は、『そばの店 ひらま』
中華そばが有名らしい。
無類のラーメン好きであり、
少女時代好きのぼかあ、
ワクワクして脇汗が噴出してきた。
く・・・臭いぞっ!!
とか上がり気味のテンションで、
ぼくらは中華そばを汗を吹き流しながら、
食らい、堪能したのである。
あっさりとしていて、でも癖になる。
そんな味のラーメンだった。
ぼかあ満足して、その場で少女時代のMR.TAXIを
「ほらよそ見しないで冒険セヨ♪」などと歌ったような気がする。
こうして今回の旅は幕を開けた。
ちなみに出発の日、8月15日はぼくの誕生日だ。
また一つ歳をとり、
ぼかあ~また一人・・・
つづく
