光る玉の伝説 | 人生をピンセットでつまむ

光る玉の伝説

突如、ギャン玉が光りだした。

強い光線を放ち光りだしたのだ。

私は思う。

これは神の啓示やも知れぬと、

まばゆく光るギャン玉を眺めつそう思うた。


神の啓示。


ニコラス・ケイジ。


に、


凝らす、


刑事。


何に、


凝らす、


刑事?


玉に、


凝らす、


刑事?


いや、


二個、


ラス(ラスト)、


啓示?


まばゆく光る玉はそう言いたかったのかも知れぬと、

両手でそっと光の玉を覆った私はそう思ったのである。

アンゴラ兎を撫でるかの如く、

そっとそぉ~っと優しく包むのである。

幸福感にッ包まれる私。

それをギョッ!っとした目で眺める民衆。


そこには計り知れない溝が存在しているのだと痛感し、

光る玉を覆った片手を離し、

横に置いてあった拡声器を力強く口元へと運んだ。


「そして、伝説へ!」


そう高らかに宣言した私は、

間もなく紺色の制服の人間達に引きずられる格好で、

その場を去った。


玉は更に強い光を放ち出しているのが分かる。

私には分かるのだ。

ただただ分かるのだ。


それが光る玉の伝・・・