洋物は何かが違うんだ | 人生をピンセットでつまむ

洋物は何かが違うんだ

何だか最近はDVDばかり鑑賞し、

本を読んでいなかったのだが、

友人に長らく借りていたアーネスト・ヘミングウェイの

『エデンの園』をDVDの合間にちょっとずつ手をつけ読んでみた。

あらすじは、フランスに新婚旅行中、

作家デイヴィッドと裕福な家柄の妻キャスリンは、

あるカフェでキャスリンの髪型に興味を持った、

マリータと言う美女に出会う。

そして、キャスリンもまたマリータに興味を抱き、

後日、キャスリンはマリータを泊まっている宿に招待する。

そうして、奇妙な三角関係が始まり・・・

みたいなエロス小説だった。

この小説は、とにかく理解不能なキャスリンの言動や行動に目が行き、

な・・・何なんだ・・・と言う思いの連続だった。

夫がやれやれと思うような計画を次々と考え出すキャスリンに、

自分もやれやれと思い、こんな人絶えられません。

などと考えながらも読ませられる小説だった。

またキャスリンの奇妙さに反して、風景は静かで穏やかに流る。

そのギャップが心地よかった様に感じる。

洋物文学は共通して風景描写が上手い様に思うが、

私はあまり洋物を読まないし、

翻訳された文章しか読めないから、

単なる気のせいなのかもしれない。

そんなこんなで、洋物を読んだ訳だが、

キャスリンの訳の分からなさは、

読む者をイライラさせるが素敵だとも思う。

なので、この小説も素敵なのだと思う。

また機会があればヘミングウェイの違う作品を読んで、

ヘミングウェイの性的嗜好を垣間見たい。

そう感じさせる作者だった。


エロスっていいなあ。

って事で今日はさいならなのだ。