私はここに居ます
先日、私は町内のドブ掃除があり、
体ほどの隙間の家と家の間に進入し、
左手にホース右手にデッキブラシと言う、
最強の出で立ちでドブを掃除しておりましたところ、
あまりの隙間の狭さに体が変にねじれ、
ピキピキピキー!
などと背中が悲鳴をあげました。
私はそんな狭い隙間で悶絶し、
身動きが取れないまま白目をひん剥きながらも、
とっさに腰に付けていた木魚を 、
ポクポクポク!ポクポクポク!
と叩きつつその音色に合わせ、
「ヘルッ!ヘルプミーッ!!」
と叫びました。
だが誰も助けに来てくれる気配はありません。
それは何故ならば、
本来、町内ドブ掃除の日は明日であり、
私は前倒しで前日に行っているからです。
誰も居ない早朝。
私は家と家の間に挟まれながら、
うつろな表情を浮かべうな垂れるのです。
ポク・・・ポクポク・・・ポク・・・・・・
チ~ン。