病は気から | 人生をピンセットでつまむ

病は気から

こっぴどく風邪をひいてしまいダウン。

こんなのは久しぶり、

鼻をかみ過ぎた為か耳が片方変になった。

何か蓋をされたような感じがしている。

鼻水は粘性の高い○×色で、

鼻をチ~ンとかむと、どっとテッシュに広がる。

そのテッシュを私は眺め

「うっひょ!マジ出過ぎ!!」

と喜びにも似た感情で狂喜乱舞。

腰に付けた小太鼓をトントコトントコ叩き、

6畳間を行ったり来たり。

すると口の中に鉄の味を覚える。

「血・・・血だー!!」

鼻をかみ過ぎたせいで鼻血が出た。

その出た鼻血がするすると鼻腔を通り、

口へと逆流したのだ。

血にはめっぽう弱い私は、

失神しそうな体にグッと力を入れ、

大地を、いや絨毯を足の指で掴み立った。

そうして私はいっそう強く早いバチさばきで、

腰の小太鼓を打ち鳴らした。


トントコ


トコトコ


トントントン


トントコ


トコトコ


トントントン


外はいつの間にか強い雨が降り出していた。