目覚め
ちょー便秘で放屁するとちょー臭いよ♪
って事で部屋全体が黄色く変化しだしているのだけれども、
そんなTheイエロールームの中で私は、
ベッドに横になりテレビ画面に流れる映画をなんとなしに眺め、
いつの間にか瞼を閉じ夢を見る。ミル。
いつものように電気を消し映画を観ていた。
すると突然カタカタと背後から音が聞こえ、
振り向くと目の前の窓に手をかけ進入しようとする男と目が合う。
何人(なにじん)とも分からないその男は表情を変える事無く、
窓をゆっくりと開け部屋へと入ってくる。
私は背筋に冷たいものが流れ危険だと判断しているが、
動くことは出来ないでいる。
そう、腰が抜けているのだ。
そんな私の横に男はしゃがみ囁きかける。
「マ・・・タ・・・ル・・・」
そして男は微かに口角を上げる。
私はその何語かも分からぬ言葉を耳にこびり付かせただ震えている。
と、男は立ち上がり腕を大きく振り上げた。
私の視線が上に向かい手に焦点が合う。
それはテレビの明かりに照らされチラチラと鈍く光るナイフ。
「あ・・・」私は小さく声を上げる。
「コ!ロ!ス!」
男の瞳に喜びの色がはっきりと映し出されているのが私には分かった・・・
と、そこで私の目が覚める。
目の前には映画の映像が流れ、
暗闇をチラチラと照らし出していた。
「あぁ・・・夢・・・か・・・」
そう呟き私は上の方へと視線を上げる。
そこには先ほどの男が立ち腕を振り上げていた。
続いている・・・
そう気づいた私の顔にはきっと絶望の色が浮かんでいたに違いない。