トンネルを抜けるとそこは・・・
私はトンネルを抜ける寸前だった。
遠くに丸く光が見え、そこを目指して歩いた。
ごごうごごうざざざざざ、不気味な音がどこからか聞こえる。
私は何とも言えぬ不安感に刈られた。
出口はもう目の前に迫っていた。
と、突如ががががと言う唸りを上げトンネルが崩れ始めた。
私はギョッと大きく目を見開き足をもつれさせながらも光の出口へと走り出した。
光の強さのあまり目の中には真っ白な光景が一瞬浮かびそして、徐々に周りの景色が見えるようになってゆく、背中の方では尚轟音が鳴り響いている。
私を飲み込もうとするその轟音から獣のような姿で四肢を大きく前へ前へ蹴りだし走った。
と、そこで私の記憶は途切れる、気を失ったのだろうか。
私はそこまでの記憶しか無い。
生きているのか、死んでいるのかすら今の私には分からないでいる。
私は今、何も無いただ真っ白な部屋に居る。
空白・・・
ドガンッ!
突如目の前に漆黒の柱のような物が落ち地面へと突き刺さった。
私は心臓が止まるほどに驚いたのと同時にサッっと空を見上げた。
空には無数の黒い点があちらこちらに浮かび、
またそれらは確実に点から大きな物体へと形を変えている。
つまりは近づいていると言う事だ。
だが私は不思議と恐怖を感じる事は無かった。
いや、私には当たらないであろう事が何故かその空から感じ取れた。
そして、それらが地上に到達するまでをしっかりとその場で見届けた。
次から次へと地上に到達する漆黒の柱。
それはやがて形を成し始めた事に私は気づいた。
道を形成するかのように柱は5メートル程の間隔を開け、
両端に規則正しく突き刺さり私の前に広がった。
私は思い立った様に背後にある丘へと走る。
そして、眼前に広がる光景、それは迷路の様に思える。
どこまでも果てしなく伸びているかの様な迷路。
私の心は高鳴りだした。
「うおおおあぁぁぁああああ!」
奇声をあげながらその迷路の入り口へと走り出す。
意味なんて関係ない、ただ進むんだ。
ってな話をケツを出して町を練り歩いてる時に思いついたんで書いてみたんだよ。
ぷりぷり。