罠
バラバラッラバンバ~♪
バラバラッラバンバ~♪
バラバ裸ッ裸バンバ~♪
とかラバンバ (←注意音でます)を歌いながら、
陽気に服を一枚ずつ脱ぎ捨て町へ繰り出したのだけれど、
さ・・・寒い・・・
裸は・・・すこぶる寒い・・・
と気が付きトボトボと肩を落とし脱ぎ捨てた服を回収しながら家へと戻りました。
そして、私は回収した服を丁寧に一つずつたたみ、重ね、
その横へ全裸で正座をし、
背中に担いでいた刀を鬼の様な速さで抜くのです。
トリャッ!!
抜いた刀は美しい弧を描いて空(くう)を切り裂きました。
切り裂かれた空間の向こうには闇、闇が広がっています。
私はその切り裂かれた空間の闇に躊躇無く手をかけ、
裂けた空間を両手でビリビリと更に引き裂き、広げ、
ゆっくりと足を踏み入れ、それから頭(トサカ)を突っ込むのでした。
そして、私は頭(トサカ)を突っ込んだその闇を目を凝らして見つめます。
何かが・・・
何かがワニャワニャとうごめいているのが分かります。
私はそれを確かめるべく更に足を踏み入れ、
体の全てをその裂け目の中へとあずけました。
ワニャワニャ
ゴニョゴニョ
ワニャワニャ
ゴニョゴニョ
その物体を両手でそっとすくいあげました。
手のひらで踊るワニャゴニョ。
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギギグギギギギゲ
ワニャワニャゴニョゴニョワニャワニャゴニョゴニョギギギグプリプリプリッ
徐々に激しさを増すワニャゴニョダンスをじっと凝視しながら、
私はこれが何なのかをはっきりと、かつ正確に理解するのです。
っと同時に背後から射していた光が徐々に小さくなっているのが分かりました。
闇の入り口が閉じようとしています。
私はその小さく閉じてゆく美しい光の筋を眺めながら、
ゆっくりと手のひらのワニャゴニョを、
グ・・・グチャリ・・・
っと握りつぶしました。
こぼれる汁が足元に
タポッ・・・
タポタポッ・・・
と滴り落ちます。
タポッ・・・
タポタポッ・・・
タポッ・・・
タポタポッ・・・
タポッ・・・
タポタポッ・・・
そして、私は完全な闇へと飲み込まれて行くのでした・・・