ともだち | 人生をピンセットでつまむ

ともだち

日曜日にフットサルメンバーと、

以前一人ドライブをした早池峰ダムに行く事となった。

(一人早池峰山麓の旅)


早池峰

(以前行った晴れの早池峰ダム)


そんな私は朝から密かな計画を立てていた。

このダムに到着したら「やるんだ!私はやれる男だ!!」

そう金玉をニギニギしながら心に言い聞かせ、

ほ糞笑んで出発の準備を行った。

出発時は晴れたり小雨が降り出したりと不安を抱かせる天気であり、

進む方角の空は怪しげな淡いねずみ色の空が広がっている。

だがそんな事は「知った事か!このきゃん玉野郎っ!!」

と言わんばかりに(きゃん玉を言っているのは私だけだが)、

みんな各自にうまい棒を頬張ったり、

フランクフルトを頬張ったり、

肉まんに荒々しく喰らいついていたりしていた。

ちなみに私はと言えば細々とキシリトールガムをおちょぼ口で頬張りながら、

ジョージアブルーマウンテンコーヒーをこれまた可愛らしいおちょぼ口で飲んでいた。

そしてこの組み合わせは最悪だと認識してもいた。

まあそんなこんなの賑やかな車内で私達は早池峰ダムを目指し走った。

ひた走った。

あと少し、あと少しと天気を案じながら・・・

すると空から突如ヒラヒラと白い物体が舞い降りているのが確認できた。

そう、それは言わずもがな雪であった。

あぁぁぁ~何てメルヘンチック♪

などと33の男が乙女チックに思いながらもやや外気温が気になった。

が、兎にも角にも車は車輪を激しく回転させながら山を縫うように走り続けた。

やがて遠くの方にそびえるグレーの壁が見えた。

「ダッ!ダッ!ダムだっ!!」

確実に私達の胸が高鳴っているのを感じた。

二十代後半から三十代前半の大人達の胸が高鳴っている。


『たかがダム、されどダム・・・』

と、感慨深く心の中で思う。

そして私達は雪舞い散る早池峰ダムへとついにたどり着いたのである。

そう、私はここまでこれをやりに来たのだ。

これをやる為に来たのだ!!

私はパーカーを脱ぎズボンを脱ぎ矢のように走り出した。


私は・・・


もう・・・


自由だ・・・


FRY・・・(WHY?)



































友達


これをやる為に私は産まれてきた。

そう、私がトゥエンティース センチュリー ボーイ(20世紀少年) !!