こんにちは
逗子アナザースクールです。
新中学1年生の皆さんはこの1ヶ月、小学校とは違う中学での授業のスタイルや、これから部活なども始まり、たくさんの初体験をしていることと思います。
そんな中、もうすぐ中間テストの時期がやってきます。
小学校でも単元ごとのテストや、漢字・計算のテスト、基本の確認テストなどは経験していると思いますが、中学校のテストのスタイルは全く違ってきます。
中学校のテストにおいて注意しておきたいポイントはいくつかありますが、今回注目するのは問題数の多さと時間制限です。
こちらは中学1年生だけでなく、2年生3年生の皆さんにも通じる内容ですので、ぜひ読んでみてください。
小学校までのテストと違い、中学校のテストはいくつかの単元に渡って出題されるため、問題数が多いです。
数学であれば文章問題や、基本の考え方を応用して解く問題、英語であれば長文読解、英作文など、単純な知識・技能を問われる問題だけでなく、思考力を問われる問題がよくテストの後半に出題されます。
現在教科書でも「より多くの知識を学ぶ」よりも、「学んだ知識をどう使うか」という思考力・判断力を育てることに重点が置かれ、構成されています。
それらがテストに出るとき、教科書に載っている問題が少し変えて出題されることもありますが、英語などは教科書に載っていない初見の長文などが出てくることも多いです。
そうした問題に対応するためには、どうしても時間がかかってしまいます。
初めて中学のテストを経験する1年生から「最後の問題までたどり着かなかった」という経験談をよく聞きます。
そこで大事になってくるのが「時間配分」と「問題を見極めること」です。
テストはおよそ45~50分間ですから、ひとつの問題に4~5分かかってしまうと、そこで全体の約10分の1の時間を消費してしまったことになります。
時間をうまく使うために、まずはすべての問題を一度読んで、問題ごとに答えへの道筋が立てられそうかを考えます。
知識を問われる問題ですぐ答えが分かるものや、解き方を覚えている問題はすぐに取り組みます。
一見して解き方が思いつかない、じっくり読み込まなければいけないような問題は一度飛ばして、上記のような問題を解いてから取り組みます。
時間制限がある中でそのような判断をすることは最初は難しいと思いますが、それもまたテストで試されていることの一つと言って良いかもしれません。
すべての問題に目を通し、できることからこなしていくことが大切です。
見ていない問題があるままテストが終わってしまうのは非常にもったいないです。
また、ぱっと見で「こんな問題見たことがない」「難しそう」と敬遠してしまう問題も、時間をかけて読み込めば、実はやったことのあるパターンにはまることが多いです。
定期テストにおいて、誰も見たこともない、解き方を考えつかないような問題はほとんど出てきません。(時折ありますが…)
そういったことも、時間に余裕があれば可能になります。
「時間配分」と「問題を見極めること」。
中学生の皆さんはそれを心に置いて、テストを受けてみてください。
中学生活、お勉強も部活や遊びも楽しくがんばりましょう!