夜に降る雨
その雨音に耳を傾けて 膝を立てて座っている
僕は 何処へ行こうとするのか?
出る筈も無い答えを求めて
暗闇の部屋で一人 夜明けを待つ
知らぬ顔して立っている街の向こうでは
シトシト音を立てて雨が降り続く
その雨音は次第に激しくなり
僕の胸に打ち付けるように刺さる
その棘を振り払う余裕も無く
心の中の迷いは 更に夜の闇へとはまっていく
突然、雨が止んで 僕の目の前に虹が出た
漆黒の闇に浮かぶ虹は
あの人と同じ気配を残しながら
そっと僕に囁いてゆく
本当に怖いのは 自分の迷いなのだと
まだまだ 僕は自分探しをしている最中
本当の心は まだ見えていない・・・