過去物語 Ver25 第2章 青い時代の葛藤⑬ | 今の気持ちを綴ったブログVer 2.0

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自分の心と向き合って言葉を詩に乗せて紡いでいきます

彼女の前では一度たりと勉強をした事が無かった。

勉強よりも、今の、彼女と居るこの時間の方が僕には大切に思えたから…。

しかし、そうは行かなくなる時がやはり訪れた。

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1999年2月
僕の居た高校では、みんなが修学旅行へと旅立った。この寒い時期にわざわざ北海道だそうで、やはり行かなくて良かったと思う。
しかし、修学旅行に行かない者でも学校には登校しないと欠席扱いになる為、僕は渋々と学校に行き、黙々と受験勉強をしていた。

当時の僕は、とにかく数分でも暇を見付けると、すぐにポケットサイズのテキストを開いて、暗記項目を確認していたりしていた。俗に言う『ガリ勉』というやつである。
高2の間は、欠席が殆ど無かった為、赤点はとらずに済み、補習も受けずにすんだ。そして、この時期、第一志望校を巡って、教師との間で対立が始まる。

『この学校から、一般入試で国立に合格出来た奴など居ない。
お前がどれだけやってるのか知らんが無駄だから、やめとけ。』

…こんな調子である。これじゃあ、高校に入ってから努力を続け、才能を開花させた人間を潰しているのと同等だろう…。
予想は出来ていたけど、予想以上の反対のされ方なので、流石に気も滅入る。

だけど、僕はここで闘争心に火が付いた。
本番では捨てるつもりだった英語を必死で勉強して、模試の偏差値で黙り込ませる作戦に出たのだ。

幸い、彼女は英語が凄く得意だった。
そう…。この時から二人きりで居る大切な時間が、勉強会の場と化したのである。
僕に英語を教えてくれる、その時の彼女の顔は、今も忘れられない程に輝いていて、愛しささえ感じていた。

だけど、英語に関しては中学の基礎の部分から既に抜けている為、習得に時間が掛かる。

やむを得ず、今まで週6日バイトしていたのを店長に無理を言って、週5日にして貰った。
そして、空いた1日は、彼女に家に来て貰ってひたすら英語の勉強をやり込む。

高2の終わり頃は、そんな生活だった。
高3で最初に受ける模試で、東大受験を先生に納得させるだけの偏差値を取る為に半ば意地になっていたのだ。

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(以下、追記です)
今思えば…。僕が人生の中で最も英語の勉強をしたのは、この時だったりします。
そのお陰で、少し合格に余裕が出来た為、結果的にこの当時の担任に感謝しています。


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