診療見学④日目 Less is More | もひとつ銀河(銀河屋日記)

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京都府北部の丹後地方で民泊銀河屋を営みながら、
有機農業の学校事務員をしつつ、ホメオパスやってます。

前後しますが、4日目の木曜日は診療見学最終日。
診療の手順や処方基準にもなんとなく慣れてきました。

Dr.Masterの診療所は本当に小さくて、
2メートル四方くらいの診察室に机と椅子とがあり、
そこにアシスタント医師、研修生、家族づれで診察に来る患者さんが何人も入ることになるので、診療中は文字通り鮨詰め状態になります。

壁一面にはホメオパシーの専門書や医学書が並び、
特別な検査機器もなく使うのは聴診器や体重計に手動の血圧計くらい。

ホメオパシーと一口に言っても色々な流派みたいなものがありますが、
ここで実践されているのは、
200年前にハーネマンが築き上げた方法に忠実に、
日々の臨床から得られた知見をコツコツ積み上げ磨かれてきたシンプルで飾り気のないクラシカルホメオパシーです。

目の前にいる患者さんが今一番必要とするレメディをたったひとつだけ選ぶために、
ホメオパスには、ハーネマンの時代から蓄積されてきた膨大な知識と判断力が求められます。
だからクリニックのアシスタント医師の皆んなも、勉強→臨床→勉強→研修…と休むヒマなし。

決して楽ではないはずですが、
今の生活をエンジョイしてるかと聞いたら、
即座に返ってきた返事は、
”Absolutely!(もちろん!)”

最新鋭の機器とかファンシーな内装とか、
目新しくキャッチーな「○○メソッド」とかもなく、
見た目はスタイリッシュではないかもしれないけど、
ここで硬派なホメオパシーを実直に実践しているホメオパスたちの姿は実に潔くかっこよかったです。

治療家だって自分も人間なので、
人生に迷ったり厄介ごとから逃げたいときもある。
特に日本であれば、
ホメオパシーでどうやって生計を立てていくかとか、
勉強大変すぎてもう無理!と白旗を上げそうになるときだってあるわけですが、

  治療は誰のためになされるのか
  何が治癒されなければならないのか
  病が癒えたその先に期待されるものはどんなものか

こうした基本的なことを見失わずにいるために、
自分自身が無駄を削ぎ落として、
シンプルで洗練された人間でなければはじまらない。
今回クリニックで出会った皆さんのことは、
そのひとつのロールモデルとして、
ぜひ見習わせてもらおうと思いました。

しかし今回は本当に毎日忙しかったから、
皆んなで写真も撮れませんでしたショック

最後に空港に向かう帰り際、
見送ってくれたアシスタントの若いドクターたちと慌てて撮った唯一のワンショット。
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(テカってますキラキラ

近い将来、日本にも彼らと張り合えるホメオパスチームを持てることを願って。

ナマステ、ナンマイダ、ナムホメオパシー

ちーん。