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不定期に小説を書きます

 



彼がこのクラスに転校してきたのはそう昔の事ではない。

私は記憶力に優れているという訳ではないけど、そうだったはず。

「で、ああなるか?普通」

「どうしたの、瑞希」

隣にいる友達が首を傾げた。

私、青島瑞希は念願の高校生デビューを果たし、思い通りのポジションを手に入れた。

数ヶ月前のお話だ。

髪の色も銀色がかっていたのを黒くし、赤い目もカラコン(黒)で隠した。

クォーターなのにとも思うが、隔世遺伝は意外とざらにいるらしい。

彼の話に戻るが、彼の名前は夏目哲也。

(確か)数日前に転校してきた、普通のメンズだ。

「ねえ、瑞希ってば」

体を揺すられて初めてその存在に気づいた。

友達を放置して思考に耽っていたとは、まだまだ未熟者ですな。

彼女の名前は笹本遥。

卵形の顔立ちで、毎日しっかり手入れしてある髪は艶々。
おまけに目がぱっちりしていて可愛い。

彼女はクラスの中で二番人気。
クラスの裏サイトで男子がしょうもないランキングを付けていたので、ちょっとチラ見したとき順位がそうなっていた。
後ですぐ消したけど。

誰も私のせいだとは気付かないだろうなー。