「ぼーっと突っ立って何やってるの」
「………夏目?」
気付くと隣に彼がいた。
心配そうという訳ではないけど、不思議がっているようだ。
私が話す言葉一つで、彼は心配してくるだろう。
心配されるのは気持ち悪いだけだけど。
「何やってんの、アンタキャッチボールしてきなさいよ。
減点されるよ?」
「遥ちゃんが誰かさんのせいで保健室行きになったからね」
「そういえば、相方ってアンタだっけ。
それは悪い事したわね。」
「一応反省しているんだ?」
「全然っ!」
「彼女とは友達なんだよね!?」
彼は大袈裟に驚いた後、私に手を差し伸べてきた。
「何?」
「一緒にやらないかい?」
「はあ!?」
え、アンタ今のノーコンぶり見たでしょ。
昨日のノーコンも見てたよね。
何でそんな事言うの。
そんな事言われると私………。
「青ちゃん……?」
私…………。