パチンコ化するソーシャルゲーム | Another×ALICE 〜 アナザー×アリス
当局がグリーに重大な関心をよせているそうで。
http://diamond.jp/articles/-/16762

ふむふむ。

それに対して、グリーは週刊ダイヤモンド誌に抗議文を送付したそうで。
http://gamebiz.jp/?p=55416

なるほどなるほど。

なかなか興味深い話題ですな。
まぁ要するに「ガチャ」という抽選機能を持つアイテム課金がリアル・マネー・トレードにつながり、そのあたりの公平性や透明性がどうなのよ? というような話ですな(←端折りすぎ)。

まったくもって、どこかで聞いたことがあるような話で(笑)、それは少し前の(今でも、かな?)パチンコ業界の状態ととてもよく似ています。一応メーカー発表の大当り確率があったり、各種攻略誌があったりするぶん、まだパチンコのほうが不信感を抱かずに済むかもしれませんね。

やや強引な言い方ですが、「ガチャ」というもの=抽選機能=対価として得られる特殊景品=レアカードが、課金=売上げ=ユーザーの興味の対象となってしまうと、ソーシャルゲームはパチンコ化していくでしょう。良い意味でも悪い意味でも。個人的には、そういった運営方針はとるべきではないと考えていますので、アナザー×アリスではあまり「ガチャ」に比重をかけるつもりはありません。

ソーシャルゲームの運営スキルは必ずしも、定期的に行う期間限定ガチャで効率的に売上げを伸ばす、ということだけではないと思いますし、他の部分でユーザー満足度を高める努力をするほうが、運営していて楽しいんじゃないかな~、なんて思います。

ま、と言っても売上げは多い方がそりゃ嬉しいですけどね。
でもパチンコでぼろ負けした人みたいに「インチキっインチキっ…! この台は遠隔っ…!」とか罵られながら売上げが増えても、あんまりハッピーじゃないですからねぇ…。こういうのは、たとえ儲かっても哀しい気持ちになってしまうのです。

そんなわけでアナザー×アリスでは、ガチャに関しても他のソーシャルゲームが(おそらく)やらないであろうことを実施していくつもりです。

射幸心を煽って課金させるのではなく、アナザー×アリスでは『感動体験(とそれに付随するアイテム)への対価としての課金』ということを目指したいですね。