昨日の話に出てきた先輩ですが、会社ではかなり異質な感じの人でした。
本の重みで家の床が抜けそうだからと床の補強工事をするくらい本を持っていて。
なのに、さらに1ヶ月に10万円以上本を買っていて、知識欲の塊みたい。
でも、ちょっと屈折した感じもありました。
「宇宙戦艦ヤマトは愛と平和を主張しながら、結果として戦意高揚映画と同じ効果を生んでいる」という昨日のお話も、ただ自分の昔話をしたのではなく、私に直接的に言うのではなく、暗示しているような感じでした。
その時の私は、「自分の言いたい事を言うだけでは駄目。相手にどう届くか考えなさい」という示唆だと思いました。
私は言いたい事を言わずにはいられない、しかも感情が出るタイプだったので![]()
しかし、今考えてみると、「人間の本心は、言っている言葉だけでは分からない。簡単に結論を出してはいけない」という意味だったのかも。
(ヤマトの製作者が、本心は戦意高揚を狙っていたと言うつもりはありません)
最近、気がさらに短くなって、すぐに結論を出したがる。
1つのことを捉えて、これはこうだと決め付ける。
人や物事はそう簡単なものではないのに、簡単にしたがる。
あと一歩深く物事を考えるだけの余裕がない。
みんな私のことです。
(が、日本全体がそういう傾向にある気もします。)
心理学を専攻していた先輩は、じっくり人の気持ちに向かい合いたかったのかも。
残念ながらIT業界は、じっくりなんて言ってられない業界です。
そんな業界に何で就職したのだろう?
一時的に、疲れていたのかもしれません。
やっぱりと言うべきか、先輩は退職して大学院に行きました。
もし先輩が今の私を見たら、何を語ってくれるのかしら?