HEAVEN'S DOOR -5ページ目
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きっと普通じゃない日常

夕食にかかる時間は、いつも4時間くらい。
ひたすら詰め込んで、入らなくなったら吐いて、5回くらいは繰り返す。

吐くのは、きっと上手。
だからあたしの体は、華奢なのを通り越して病的に細い。
青白い肌、浮き出た血管。ごつごつ出っ張った関節。
気持ち悪いほどに。
外側も中身もぼろぼろの、かなしいあたしの体。
それでもまだ痛めてつけてしまう、かなしいあたしの心。


どんなに疲れても、浅い夢から目覚めれば、また虚しい一日が始まってしまうだけなのに。


寝る前には必ずヨーグルトとスポーツドリンクを摂取。これで何とか体内濃度を調節しようとしてる。
そこそこ効果あるのかな。気休めかも。


いい子のシェリーは、ほとんどいつも日付が変わる前に眠ります。
おやすみなさい。




今日は少し調子がよくない。
動けなくて、ソファーに体を預けたまま。
何時間も、夢と現実のはざまをゆらゆら。
うごけない。
もう、どこへも。


壊れた世界。
ぼろぼろの心と体をひきずるように。
いつからか、食べて吐いて、何度繰り返しても満たされずに、ただ食べて吐いて一日が終わる。
摂食障害。
過食嘔吐。
そんな言葉を知る頃には、もう引き返せないところまで来ていた気がする。

だって、もう、どうにもならないよ。



今日から少しずつ、自分のことを書いてみようと思います。
もし誰かの目に止まることがあるなら、それがあたしが存在する証になる。
そしたら、少し、救われる気がする。

今日はなぜか、そんな気がしたんだ。
昨日見た空が、あまりに青くてキレイだったからかもしれない。


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