あたしの刑事なオカマ | オカマな毎日

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小声で教えてあげる。

捜査四課だから,なわけないけど4人の刑事が現れた。
ヤクザと見まごうばかりの連中かしらと想像してたら拍子抜け。
一見,気のいいオッサンたちだ。
でも,どんなに演じようと,職業病みたいなもンなのだろう,
人を見透かす不快な目つきは止められない ヽ(^。^)ノ
中に一人,若造が混じってて,これがけっこうかわいい。ちょっとアガる。

あたしの話を聞きながら,4人が4人とも,
B5判のノートを広げたのに軽く吹いた。学生時代のゼミを思い出したわけ。
マンガや小説の通りなのねと思ったのは,彼らのスーツとネクタイ。
あたしのような貧乏ガマにもそれと分かる安物だ。
好きじゃないとやってられないわよねーなどと,
大きなお世話だわ,あたし (*^。^*)

この刑事たちにあこがれて,警察に入った知り合いのオカマがいた。
さすがの身体で,あたしも一度寝たことがある。
けれど,悪質なストーカーに付け回され,
オカマであることが「会社」にばれて,当然と言えば当然,辞職に追い込まれた。
大きな「弱み」となりかねない部分をもっているのだ。「会社」サイドが,
「いつ内通者に仕立てられるか分からない」と考えるのは,
自然なことと言っていい。
辞職したオカマの行方は,ようとして知れない。