〜DAY17〜
AM3:00
結局、夜勤の看護師が寝ぼけた明地さんを連れ、自室へと誘導していった。
もうすっかり眠気は、冷めてしまっていた。
明地さんを自室へと送り届けに行った看護師を待ちながら、ションベンまみれの部屋を見渡し、病院側の管理体制について、とことん文句を言ってやろうかと思っていたが、途方に暮れるしかなかった。
僕は今、こういう人達と入院生活を送っているんだな…
精神科の閉鎖病棟。
入院して2週間ちょっと。
話せる人は、できたけど結局、皆んな普通の人じゃないんだろうな…
そして、退院したら一生会うことのない人達。
入院してから、思わないようにしていた一言が頭を過った。
あ…俺、終わってんだな…
わずかにアンモニア臭を感じる病室は、深夜3時を過ぎようとしていた。
続く
※あらすじ一気読みは、こちら



