〜DAY12〜
AM9:00
いきなり憑依したり笑顔になったり、何とも不気味な明地さんとの朝食を終え、近藤さんとの団欒タイム。
「RTくん、さっきはごめんね」
「僕は大丈夫ですよ!」
「私の代わりに話してくれてたんでしょ?」
「まぁ…でも、もう関わるのはやめときましょ!」
「そのほうが良さそうだね…」
「あの憑依具合は、薬物関係ですかね」
「うーん、分からないけど何故かRTくんが潜入捜査官ということになってたね…笑」
何だか、朝食からドッと疲れてしまった。
一方の明地さんは、また若い女の子たちのグループに入って笑い声が絶えることがなかった。
あのテンションの高さから、すっかり人気者になったようだ。
でも、何で僕だけにあの二面性が出たのだろうか…
うん、今度は一切スルーで。
続く
