こんばんは。RTです!


先日のブログについて補足です。

自分は、アルコール依存症になって少なからず友人や知人が離れていき、社会的&家族からの信頼を失くし(妻や家族が今でも離れずにいてくれていることに感謝です)、最終的には精神科の閉鎖病棟に入院して今があります。



そんな僕が依存症から回復に歩み出す頃によく思っていた事は、




「普通の人と比べてこんなに辛い思いをしたんだから、この先誰よりも良い事がある」




と勘違いをしていました。



未来に勝手に期待していました。



上記した事が正しいのであれば、この世にいる貧しい人や障害を持ってる人、差別を受けている人などは後に誰よりも幸せになれるという事になります。



残念ながらそんなはずはありません。



何が幸せかは人それぞれですが。



ただ苦労や不幸を人より体験している方は、小さな幸せを敏感に感じる事ができる。



故に他の人より幸せだと感じる事が多くなる。



普通のありがたさの意味を知っている。



そういう人間は強い。



その強さが、最終的に結果論として誰よりも富と名声を得て成功者の美談として名を馳せることもあるだろうけど、それは一握り以下。



他の人が見落としがちは、小さな幸せを感じながら今日も丁寧に生きていく。



人とは違う特別な幸福が訪れるなどの妄想は、時間の無駄だ。



今、目の前にあるものだけに集中する。



そんなお話。

※今回のお話に特定の宗教の思想などは一切ありません

一個人の考えなので悪しからず