こんばんは。RTです!

入院生活のお話。


〜DAY1〜

自分でもアルコール依存症だと薄々、気づいていた。
いや、確実に依存性だった。


仕事に行かなくなって酒が止まらなくなっていたのだ。(ここの部分は、後日詳しく)


そして、寝てる時以外は、酒が入ってないと激しい離脱症状に襲われていた。


発汗、手の震え、嘔吐etc…


妻にいくら止められようが、酒を捨てられようが狂気的な探索行動で何とか体内に酒を入れていた。


食事なんて3日に1食のおにぎり1個で体重は、今より25kg痩せていた。


まぁ廃人だよね。


妻が手に負えなくなり、僕の両親と連絡を取っていたらしい。
暴力以外のことは殆どしていたと思う。


ある日の朝、


妻「あなたの両親がくるから」


どうやら入院の手続きをしていて連れて行くとの事だった。

勿論、断るつもりでいた。

酒が飲めなくなるから。


妻がシャワーを浴びて準備している間に静かに家を出てコンビニに酒を買いに走った。


そして、シャワーから出てくる前に一気飲みをしてゴミを外に投げて証拠隠滅。


勿論、臭いですぐバレたが。


両親がきて何か言われるか、殴られると思ったが静かに車に乗せられ、精神病院へと向かった。

僕も何故かすんなりと車に乗った。


病院に着き、入院前診察を受けたが、自分からは一言も話していないと思う。


意識が朦朧とする中、自分が過ごす病室へ案内されたのは、うっすら覚えている。


共有スペースで談笑している入院患者達の視線をモロに感じたが眠すぎるのとイラつきで睨み返した。


「キチガイが見てんじゃねーよ!オメーらとはちげーんだよ!」


たしかこんなことを思っていたと思う。


その後、ベッドに倒れ込むように寝て目が覚めると真夜中だった。


続く